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集団的自衛権に突き進む 

集団的自衛権の議論を任された有識者会議は、来年春を目途に答申を出すらしい。もう答申の中身は分かっている。集団的自衛権に踏み出す、ということだ。

恐らく、来年4月に施行する消費税増税、さらに金融緩和策で進行する物価高により、現政権の支持率ががくっと下がることを見越してのことなのだろう。

集団的自衛権は、憲法解釈の変更で突破するようだが、実質的な改憲である。憲法を恣意的に読みかえることだから、改憲よりも性質が悪い。いずれにせよ、集団的自衛権の発動で、国の形が変わる。変えた後に、どのような国の形を作るのか、国をどこに導こうとしているのか、実質改憲をする人々は示すべきなのだ。

が、恐らく、それをしないで突き進むのだろう。彼らは、第二次世界大戦前の価値観を再び国の中心に据えようと考えている。そうした体制に持ってゆくことは、強権的な専制国家にしない限り無理だろう。強権駅な専制国家が成立する背景には、宗教的な統一価値が必要だが、日本にはそれは存在しない。また、国民を戦争に駆り立てる国家は、むしろ福祉国家だった。それは、日本の財政状況が許さない。この点からも、国民総動員体制国家に戻ることは難しいのだろう。

何がやって来るのだろう。次の世代が、どのような国で生きることになるのだろうか。これまでの安寧な国家ではなくなることだけは確実だ。

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