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佐藤栄佐久前福島県知事の戦い 

佐藤栄佐久前福島県知事の贈収賄罪が、昨年秋に最高裁で確定していたことを最近知った。ブログFACTAに、佐藤氏自身の文章が掲載されている。こちら

佐藤氏は、福島県知事として、東京電力、国の原発対応、原発政策に安全面、情報開示面で厳しい態度で臨んでいた。佐藤氏は、福島県で「エネルギー政策検討会」を2001年に立ち上げ、翌年に中間とりまとめを公表している。その最後には、以下のような文章が記されている、という。

『平成八年の「三県知事提言」以降、再三にわたり指摘してきたように原子力発電所立地地域の住民の立場を十分配慮しながら、徹底した情報公開、政策決定への国民参加など、まさに新しい体質・体制のもとで、今後の原子力行政を進めてゆくべきではないか。』

このあと、核燃料サイクルの在り方に疑問を投げかけている。当然のことながら、これは東電福島第一原発事故の前のことだ。

まさに、正論だろう。

ところが、2006年、贈収賄の疑いで逮捕され、5年間の裁判を経て、昨年最高裁で結審したのだ。最終的な判決である、高裁の判決では、贈収賄の罰金がゼロであり、なおかつ前知事が知らなかった可能性にも言及しているという。吉岡斉著「新版 原子力の社会史」にも「佐藤栄佐久知事の反乱」というタイトルで紹介されている。

罰金ゼロの贈収賄罪ということは実質無罪ということだ。前知事の弟さんへの取り調べて、検察官が、前知事を抹殺するということを漏らしたとか。この裁判には、国の意向が働いていた可能性が極めて高い。

この中間とりまとめのような発言をしていた佐藤前知事と、国会で原発の偽りの安全性を主張していた安倍首相と、どちらが政治家として優れているだろうか。安倍首相は、原発再稼働を推進しさらに新たな原発建設にも積極的のような。

追伸:佐藤前知事のサイト。こちら。特捜検察の酷い取り調べは、かの東京女子医大事件での佐藤先生の取り調べを彷彿とさせる。

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