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憲法改正論議の危うさ 

先日、参議院予算委員会でのやり取りを聴いた。憲法改正問題を取り上げていた。政府の見解では、憲法は外から与えられたものであり、改めるべきあろう、改正手続きを定めた96条をまず改め、改正を容易にすべきだ、そうすることによって憲法を国民の手に取り戻すことができる、ということだ。

確かに、現憲法は、敗戦に伴い米国がその思想をわが国に与えたものかもしれない。が、問題は中身だろう。中身がよければ何も問題ではない。

現憲法は、改正手続きが容易ではない、硬性憲法に分類されるという。だが、改正手続きが容易でないというのは、時の権力が自らの欲しいままに憲法を書き改めることのないようにするための方策なのだ。さらに、国民自体も、一時の社会的な風潮で誤った方向に進む可能性もある。そのためにも改正が容易にできぬようになっているのだろう。何をどのように改正するのかを、ちゃんと世に問わず、まずは改正手続きを容易にする、というのは明らかに誤りだ。

「憲法を国民の手に取り戻す」というスローガンに危ういものを強く感じる。

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