FC2ブログ

40年を超えて、原発を稼働させるそうだ 

原発は、当初16年間使用することになっていた。だが、経済的理由から、それが徐々に延ばされ、今回40年を越えて稼働させることを、原子力規制委員会は認めた。これから、新しい安全基準での審査が行われるわけだが、政府の方針にそって、なし崩し的に再稼働を認める可能性が高くなってきた。

40年前に作られた原発には、問題点が二つある。

一つは、冬至の設計基準が現在の安全基準を満たさないこと。原子炉の設計も進化しており、40年前に稼働を始めた原子炉は後の安全基準を満たしていない。この点について、田中三彦著 岩波新書{原発はなぜ危険か」に詳しく記されている。

さらに、40年間の稼働によって、劣化が進行している可能性が高いことがある。特に問題なのは、中性子照射脆化という劣化だ。中性子が圧力容器璧に照射され続けることにより、圧力壁画徐々に脆くなる。原子炉は、確実に爆発するリスクが高まるのだ。原発には、多くの配管がある。それが経年変化で劣化している可能性も十分考えられる。福島第一原発事故でも、まず第一に起きたのは配管の断裂だったのではないかと疑う根拠がある。稼働中に爆発すると、汚染被害は、福島第一原発で経験した汚染を大きく超えて、進行する。福島第一原発事故の規模で収まると予測するのは、科学的ではない。これらの事柄については、石橋克彦編 岩波新書「原発を終わらせる」に詳しい。

日本という国の政治・官僚・経済界は、本当に、歴史に学ばない。もう一度原発事故が起きたら、日本という国が再起できぬほどに破壊されるということを学んでいないようだ。


以下、引用~~~

島根1号機の40年超え認可

2014年2月26日(水)12時15分配信 共同通信



 原子力規制委員会は26日、3月に運転開始から40年を経過する中国電力島根原発1号機(松江市)について、原子炉停止を前提とした機器の劣化状況の評価や、今後の管理方針に問題ないと判断し、中国電の申請を認可した。

 規制委として運転40年超の原発に関する判断は初めてだが、再稼働する場合は、運転状態を前提とした確認に加え、新規制基準への適合性を確かめる審査が必要になる。

 中国電は「1号機の今後の運転方針は未定」としている。

 規制委は、停止中は原子炉の劣化や配管の割れは進展せず、停止中でも進展するコンクリートや電気系統の劣化も、現状の管理で問題ないと判断した。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/3135-0a4a305c