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実り豊かな会話か、壮大な独り言の集積か・・・ 

先日、夜も更けた7メガをワッチしていた。いつもの周波数辺りで、顔見知りの二人(ともにWの方)が、「ラグチュー」をしていた。だが、長い・・・一人が話し出すと、優に10分近く、独演を始める。多少は相手の話題を受けつぐのだが、後は自分の話題を延々と繰り出すのだ。こうした交信の相手をさせられることも時にはあるが、この交信はけた外れである。60、70歳台の二人だが、やはり年齢によるものなのだろうか。彼らが互いに話す話題を全部追ったわけではないが、老化とともに、相手への関心、共感が減少し、相対的に自分の世界に閉じこもる傾向が露わになることを改めて感じた。

老化は、一種の自閉傾向とでも呼ぶべき状態を我々のこころにもたらすということだろうか。老年精神医学、心理学について全くの門外漢なのだが、現代のそうした学問は、老化が認知機能、その他の機能を劣化させ、記憶力も減退させるが、理解力は深まることもあり、また中核的な人格は保たれさらに向上さえもすると我々に教える。老化のポジティブな側面を最大化し、様々な機能の低下を抑えるためにどうしたらよいのだろうか。

様々な社会認知機能は、人との具体的なやり取りのなかで、維持されまた活発化するのだろう。アマチュア無線も、そうした機会を与えてくれうるものなのかもしれない。だが、それもやはり当人の意識次第なのだろうか。ただ、機械的に交信を重ねていても、老化を防ぐ手立てにはならないのだろう。残念ながら、この交信を聴きながら、そんなことを感じていた。交信は、豊かな会話にもなりうるし、一方では、壮大な独り言の集積にもなりうるのだ。

さて、私はどうだろうか・・・。

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