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CWのactivityが低調だ 

今朝、21メガが北米に良く開けていて、KZ5D Artに呼ばれた。彼のことは以前にも記したかもしれないが、70歳になるが、今も自分の事業を切り盛りしており、さらにFOCやCWopsのコンテストの集計も担当している。彼もリタイアを考え始めたようで(もっともこのことは以前から聞いていたが)、事業の継承者を探している由。14名のスタッフの将来を任せられる人物を見つけたいということだった。長年経営してきた事業を畳もうかというときに、経営者はスタッフの将来を考えるものなのだ・・・それがなかなかスタッフには伝わらないのだが・・・。

で、activityの低さを話題にすると、彼もよくCQを出すのだが、呼ばれることが少ない、特にFOC、CWopsのメンバーから呼ばれないと言っていた。このことに関して、ドイツのGreg DF2ICも同様のことを以前語っていた。RBNで確認するとバンドは、ワールドワイドに良く開けているのだが、呼んでくれる局が皆無、という状況が、延々と続く。例外的に、7メガの夜間、西海岸の常連が数局相手をしてくれるが、一頃よく出ていた局も聞こえなくなってきた。

この議論も繰り返ししているのだが、こうなった背景にはいくつかの要因がある。

一つは、ハム人口、特にCW愛好者の人口が絶対的に減少していること。さらに、高齢化。CWを運用するハムは、高齢化が進んでおり、それが典型的にFOCのメンバーのactivityに反映しているように思える。

第二に、CWを運用するハムが、コンテストやパイル遊びに時間と精力を費やして、そのために「普通の」交信に割くエネルギーが無くなっているのではないか。コンテスト(スタイル)の交信をする局と、普通の会話をする局に二分され、前者が数の上で後者を圧倒している。コンテストを敵視する積りはないが、コンテストがバンドを一定時間独占し、さらに二次的に他のactivityを抑えていることは注目しても良いのではなかろうか。もっと突っ込んで言うと、コンテストを楽しむ方々は、CWでの会話ができない、だからこそのコンテストなのかもしれない。CWopsのCWTは、この点からも、罪作りな催しになっている。過日、CWopsのMLで、Alex AI2Qが「CWTはまるで冷戦時のソビエトのハムの交信ではないか」とかみついていた。私は、吹きだしたが、確かにその通りだと頷いたことだった。

第三には、CW等というまどろっこしい通信手段によらず、ネット、特にSNSを使えば、楽しくおしゃべりできる、と考える人々が増えているのも事実だろう。これは時代の流れで致し方がない・・・そう考えるハムには、CWで電離層反射を使っておしゃべりする美意識のようなものを理解していないと、私はそっと呟くことにしているのだが・・・。

さて、この後、10年後CWは一対どうなっているのだろうか。decoderを使ってコールだけを取る、アナクロニズムそのものになっているのか、心配だが、そうなったらそれで仕方あるまい。

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