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アマチュア無線の楽しみ・意味 

今朝未明の蒸し暑さで午前2時過ぎに目が覚めてしまった。face bookで、conversational QSOについてのやり取りが、米国の(恐らくはビギナーの)ハムとの間であり、しばしそこに書き込む。でもface bookというのは、じっくり書き込むための場所ではないということを感じている。件の米国のハムは、リポート、その他定型的な情報の交換を終えると、次に何も話すことがなくなってしまうが、私は何を話題にするのかと尋ねてきた。そのような質問が出ること自体が、相手を知り、自分を理解してもらう意思が弱くなっていることの証左ではないか、とも思ったが、それを言ったらお仕舞なので、私の意見・・・といっても、何時もの同じことの繰り返しだが・・・を申し上げた。

そのような話題は、実にさまざまいろいろとある。自分のことで言えば、無線以外の趣味、私の場合はクラシック音楽なのだが、これが格好の話題になる。ただし、やはり相手が関心のないことを延々とまくし立てるのは良くない。相手と共通の趣味があれば、ベストだろう。

家族の紹介もありだろう。ただ、これも一方通行になりがちなので、相手の家族構成などにいつも関心を持ち、情報を得たら、記録しておくことが大切だ。家族のことはだれにとっても主要関心事なので、相手が家族についてどのような思いでいるのかを理解すると、とても喜ばれる。

共通の知り合いについても良い話題になる。私の場合は、1988年にFOCに入り、その頃からのCWのactiveなオペとはFOCを通して親しくさせて頂いたので、当時からactiveであった方とは、思い出を共有することが多い。これも、一朝一夕では成り立たないことだが、長く続けることによって、そうした綺羅星のような今は亡きハムにより、相手と思い出を共有できることになる。

政治・経済、まして宗教の問題になると、議論は難しく、また米国の方は保守的な方が結構多いので、鬼門の話題になる。だが、相手の考え方を理解する上では、重要なことだ。英字新聞等を通して、現在進行形の国際問題、他の世界の地域での問題に知識を広げておきたいものだ。それと同時に、歴史・経済学・政治学・哲学等が、机上の学問ではなく、より現実味をもって、我々に改めて学ぶことを迫ってくることになる。なかなか難しいことだが、是非いつも意識して学び続ける必要がある。自分の歳ではもう新たな知識を仕入れるのは無理とは思わずに、無線の友人とのやり取りのなかで浮かび上がった問題を、こうしたより広やかな視野で学びなおす意図を持ち続けたいものだ。

私の関心をもっとも引くのは、人生の経験を共有することだ。人生にはさまざまな出来事がおきる。無線という手段を用いて、定期的にお目にかかる友人と、それを共有すること。それによって、あたかも人生自体を共有しているような思いになる。これは、他の趣味では経験しえない、得難いものなのではないかと確信している。これがなかったら、無線なぞ時間つぶしの趣味の一つということになってしまう。

口幅ったいことも記したが、つたない交信であっても、人生を豊かにしてくれるきっかけを与えてくれる。相手とのやり取りを通して、自分の人生が豊かになることを実感することができるのだ。最近、この点で少しさびしく感じることも多いが、私はこの可能性にかけてまた続けてゆきたいと思っている。

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