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CWAでもなく、OAMでもなく 

CWopsというアメリカのCW愛好家が主体のクラブで、ビギナーがCWをマスターするのを補佐するプログラムがある。CWAmbassadorという名で呼ばれる、指導者になり、ビギナー相手にCWを手ほどきするのだ。私も、当初、何をやっているのか分からずに、登録してしまった。が、内容は、コッホメソッドなどを用いてコードを記憶し、極めてゆっくりな交信疑似体験をさせることのようだ。日本でも、7J1ABD(だったっけ?)を主体に同じプログラムを立ち上げようという話しになって、彼がどこかで会おうと言ってきたのだが、上京するのに2時間以上かかる田舎に住んでいると言ったら、それで沙汰やみになった。

このCWAを直接日本に持ってくるのはあまり意味がないように思える。コッホ法やら何やらPC上でCW受信のトレーニングをすることは容易だし、送信は、簡単なコツを把握すれば、難しいことはない。問題は、コードを覚え、一応ラバスタができるようになってから、海外局と会話を楽しむようになるまでの段階にある。

この段階をクリアーするためには、語学の習得とともに、暗記受信に慣れることがどうしても必要だ。そうした面でのビギナーへのサポート体制がない。CWAでも、nativeのためのプログラムなので、そうした面のサポートはない。わが国にもCWのクラブは幾つかあるが、それの主催するのはオンエアーミーティングとコンテストである。コンテストは言語道断として、前者であっても、単なるパイルアップごっこであったり、または双方向性の限りなく小さい言いっ放しの交信であったりする。ハイバンドが海外に開ける時間帯に、毎週末あのようなことを繰り返していては、(お互いのクラブ内の親睦を深める意味はあるのかもしれないが)進歩はない。特に、前者のパイルアップごっこは、2時間以上にわたって、続けられるので、私からすると(そして恐らくあれを聴くであろう海外の局からしても)異様な印象を受ける。まあ、趣味のことなので、参加なさっている方々が楽しければ、傍からあれこれ言うべきではないのかもしれない。

しかし、これでは、海外の局と会話を楽しめるようには決してなれまい。結局、一対一で、意味のあることをやり取りする、それを続けることが必要になる。CWopsのCWAプログラムでもなく、また現在のわが国のCWクラブのオンエアーミーティングのようなものでもない、一対一の交信の積み重ねが必要になる。

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