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コンテストは十分だ 

今夜は、7メガで続けて、旧友たちにお目にかかった。CWでラグチューする、今となっては希少な楽しみになったが、まだそれは生きている・・・と考えたいところだ。

が、最後に呼んでくれた、Vic WA6MCLは、強烈な一言を発した。彼は医療用のケーブル、ワイアーの類を販売する仕事で、米国中を飛び回っている。今週はフロリダ、来週はテキサス、その後ユタといった具合だ。景気が良さそうで良いことではあるが、CWへの思いは何時も抱いている、とのことだった。

だが、彼によると、毎週末帰宅して無線をしようと思うと、コンテストばかり。WARCバンドに動いて行っても、誰も普通の交信をしていない、ということだ。WARCバンドのことは知らないが、私が常日頃感じていることと全く同じである。WARCバンドでも普通の交信がないなると、普通の交信をするハム達は絶滅しかかっている、と言えるのかもしれない。

コンテストに活発に出てくる局が、普通の交信をしているのを殆ど聞かない。CWopsのCWTなどが良い例だ。あのコンテストで毎週のようにメンバー番号と名前を飽きもせずに繰り返し交換している連中で、普通の交信をしているのはほんの2,3局である。そうした例外も、普段あまり聞かない。コンテストという疑似交信を一度に多数行うことで、エネルギーが枯渇するのではないだろうか。コンテストの前後で、とくにCWのactivityは落ちる。定量的に調べているわけではないが、毎日のように出ている私の実感である。

新しいコンテストをどんどん企画し、運営している方々は、CWのactivityが落ちているから、それを底上げしようと考えているのかもしれない。しかし、どうやら、それは逆効果のように思えるのだ。このまま行くと、CWのactivityはさらに落ち、それに対して、より多くのコンテストが企画され・・・という悪循環に陥るのではなかろうか・・・。

メージャーなコンテストは、一シーズンに一回で十分。様々な小規模コンテストは、整理すべし。もっと普通の交信をしようではないか、とVicの嘆きを聴きながら心底思った。

しかし、時はすでに遅しなのかもしれない・・・。

コメント

A1 Club QSO Party

ご説ご尤もです。A1クラブでは毎年、5月の一ヶ月間だけですが、「A1クラブQSOパーティ」と称してRSTだけではなくて名前、天気リグやアンテナの紹介等などをネタにしてラグチュウ擬きの交信を実施しています。一回の交信で何ポイントだったかを記録して申請しますが勿論コンテストではないので順位など成績などは関係なしです。

Re: A1 Club QSO Party

ラグチューを促すというのは難しいものですね。CWopsにもQTXとかいうプログラムがあり、こちらは「量」を競い合うようですが、食指は全く動きません。いずれにせよ、コンテストの在り方は考えるべきだと思います。今は、太陽面活動がまだ比較的活発だから良いのですが、それが低下してきたら、コンテスト自体が成立しがたくなるのではないかと心配しています。

ご沙汰しております。SSB派の私も全く同感です。「普通の交信」には、間違いを恐れずにはっきり話す、聞き取れない時は正直に聞き返す、自分の考えをわかりやすく述べる、話を盛り上げるためのネタを増やす・・・など、英会話の基本でもあり、日本人が外国人とコミュニケーションを行うのに必要となる要素をすべて含んだ最高の英語教材だと思います。この趣味が斜陽の一途にあるのは時代の流れとはいえ、消えてしまうとすれば非常に残念でなりません。私自身は他人に笑われようとも最後の灯火となるよう頑張りたいと思っていますが、その前に「普通の交信」をする相手局が見つからなくなるかも知れませんね。笑

Re: タイトルなし

ご無沙汰しています。貴兄のサイトは時々立ち寄らせて頂いています。夜中の14メガ、SeymorがAnzaの山の上から強力な信号を発する頃、貴兄の信号が聞こえるのではないかと、しばし耳を傾けたりしておりますが、なかなかお目にかかれません。どうぞお元気でご活躍ください。

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