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「テロリスト殺戮、殲滅」は可能なのか、それで問題が解決するのか? 

Iイスラム国SISの兵士と思しき米国政府の言うテロリストたちを、ミサイルで攻撃、殺戮している状況を録画したvideo clipを、ネット上の某サイトで目にした。ある知り合いが、某サイトにアップしたのだ。イラク戦争の時に、ゲームよろしく敵を攻撃する赤外線カメラでとらえた映像と同じ。逃げ惑う「テロリスト」をピンポイントで爆撃している。至近弾を受けた人は、動かなくなる。気分が悪くなった。

ISISには、欧米から500人前後の参加者があるという。彼らは、欧米流の「民主主義」に絶望をして、この「テロリスト集団」に身を投じているのだ。グローバリズムによって、社会からはじき出された若者たちである。中東問題は、第二次世界大戦前の欧米列強による植民地支配、彼らによる恣意的な国境線の画定、さらにユダヤ人へのイスラエル建国の約束と実行等も背景にある。また、石油権益等も欧米がからむ背景にはあるのだろう。それらに否と言う人々を、武力で押さえつける、テロリストを殺戮しまくることで解決できるはずがない。暴力の連鎖を生むだけだ。

あのvideo clipを平然として眺め、これは必見だと述べるメンタリティは、問題をさらに深刻にさせるだけのような気がする。そのポストを行った方に対して、この殺戮では、問題は解決しないとだけ、コメントをした。

テロリズムは否定すべきだ。だが、それが1生まれる背景、また人々に彼らの思想が受け入れられる背景を理解し、それに対する息の長い対処を続けることが、必要なのだろう。

我々が受け取る情報は、欧米からの報道・その解説であることが多い。情報が偏っていることを常に念頭に置かなくてはいけない、と思う。

国際関係とその国々の国民への理解の不足は、わが国で見られる、中国・韓国およびその国民への「嫌悪」ともつうじるところがあるような気がする。根拠のない嫌悪感が、ネットやメディアに溢れている。国際関係の背後にあるものをよく理解すべきであろうし、またその国政府への否定的な感情が、当該国国民への嫌悪となって現れるのは、正常なことではない。


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