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Kam N3KS 

7メガが、午後3時頃から北米に開けるようになってきた。実際にのんびり交信できるのは、午後5時過ぎ位からだ。昨夕は、メリーランドのN3KS Kamから呼ばれた。バックにノイズも混信もなく、とても快適。Kamは、800Wに3エレだそうで、そのためかもしれない。交信時間は45分ほどにもなったが、ずっと589から599で、国内信号のように聞こえていた。これまで、K3を二台並べて運用していたのだが、FTDX5000が気に入り、その機械二台に入れ替えた、と言って笑っていた。コスタリカにコンテスト局TI5Wも所有しているようで、そちらはK3とのこと。持ち運びしやすさのためだ、とのことだった。

彼は50歳台半ば。この夏にリタイアしたらしい。GPS Trackingのビジネス(って一体何だ・・・聞きそびれた)の会社のトップをしていたのだが、辞める前3年間ほどは英国の会社との関係が深まり、ストレスを感じることが多かった由。QRZ。comで調べると、お名前がKamalというらしい。あまり米国では聞かない名前だが、インドかパキスタン辺りのご出身かと尋ねた。エジプトの出身との返事。父親が、エコノミストをしていた関係で、いろいろな国・・・20か国で生活をしてきた、とのことだった。

彼は、恐らく米国で教育を受け、育ったのだろうが、エジプトのご出身というと、中東の問題には関心を持っておられるのではないか、と伺った。勿論だ、エジプトには家族がいるし、中東のニュースにいつも心を痛めている、現在の混乱は、経済が回復しないと収まらないのではないか、20年間ほどはかかるのではないか、と仰っていた。銃では、問題は解決しない、と。

第二次世界大戦後、欧米諸国の都合で、恣意的な国境線が引かれ、それによって宗教的、文化的な軋轢が各国、各地域で深まったのではないだろうか、またテロリストが民衆に受け入れられる余地が、民衆の生活レベルの問題等から生じている、銃で解決しないのは明らかだ、日本政府も、米軍と共同して、中東の戦争、武力衝突に自衛隊を関与させようとしているが、私は賛成できない、と申し上げた。彼は、大いに賛成だと言ってくれた。

彼の両親はリタイアし、フロリダで生活しているのだが、夏の間、そちらが余りに暑いために、真夏の7週間ほどは彼のもとに滞在しているらしい。彼は、これまであまりに忙しく、両親と時間を過ごすことができなかったので、せいぜい自宅で両親と過ごす積りだ、と言っていた。そうだ、時間は瞬く間に過ぎる。私も、同じ敷地内に両親と生活していたが、彼らはあっという間に、帰らぬ存在になってしまった、ご両親と貴重な時間を大切に過ごされるようにと最後に申し上げた。彼が、両親を大切に考えていることを聞き、少々こころ動かされるものがあった。

米国南東部には友人が何人かおり、FOCの集まりが定期的に開かれている。きっと、その集まりのどれかでお目にかかれることができるだろうと言うと、彼は、161と別れの挨拶を送ってきた。

これからしばらく、夕方日の暮れるころ、秋本番のパスが7メガで開ける。

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