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エボラが空気感染する可能性 

エボラウイルス感染症(EVD)が、空気感染するということが、病態上、また疫学上示唆されると、ミネソタ大学の研究施設が公表したようだ。米国で、それなりの態勢でEVDの治療に当たっていた医療従事者が二人二次感染を起こしたことが報告されており、彼らは空気感染によるものだったのかもしれない。

もし空気感染を起こすとしても、問題は、何故もっと多数の患者周囲の人間が感染しない(しなかった)のかということ。

不顕性感染のケースがかなりあるという可能性も大きい。インフルエンザに似て、突然変異を起こしやすいので、ある特別な株だけが空気感染を起こす。さらには、免疫応答性の問題として宿主(患者)側に重症化するかどうかを決める因子がある、といった可能性が考えられる。

パニックに陥る必要はないが、問題の進展を注意深く見守る必要がある。西アフリカ諸国への医療上かつ経済的な援助が必要だろう。

空気感染が確かに起きうるとなると、医療上の対応はとても手間がかかることになる。N95マスク・フィルターでは不十分であり、陽圧呼吸装置が必要だと、米国では報道されている。それこそ、普通の医療機関では対応不可である。わが国の行政は、患者・医療機関に、「検体採取提出を義務付ける」というふうに法改正するとしているが、そんなことで良いのか。あまりに楽観的すぎる。一般医療機関の手におえる問題ではない。

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