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母校オケ定期演奏会を聴く 

大学卒業後ご無沙汰を続けていた、大学オケの定演、今回で95回目、に出かけてきた。会場は、川崎ミューザ。

20代の大半の時間をどっぷり費やしたオケ活動。先日、昔の手紙やはがきを整理していて、オケ時代の友人たちのものが出てきた。それらを読み返すうちに、何とも懐かしくなったのと、演奏曲目のメインが、私の好きなブラームスの四番ということで、えいやっと気合をかけて出かけた。

ミューザなる演奏会ホールは初めて・・・というか、まともなホールでオケの演奏を聴くのは、10年以上前の東京交響楽団の第九以来か。あれはサントリーホールだった。

最近のホール、本当に豪華。聴衆の席が、五階まである。床は板張りのよう。ホール専属と思われるスタッフがたくさんいる。演奏者の舞台は階段状になっていて、後ろのプルトからも指揮者がよく見えるようになっている(これは現在では当たり前なのだろうか。)大学オケの演奏会をこんな豪華なところでやってよいのかというのは、爺臭い発想か。開園までの少しの時間を使って、建物一階にあるカフェで簡単な夕食を摂った。カウンター越しに注文し、サンドイッチが出来てくるのを座席で待つ・・・こんな形式のところも初めて・・・お登りさん丸出し。外に出て、ミューザの画像を、デジカメで撮るのもお登りさんである。

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座席を見渡すと、学生と思しき聴衆が多い。華やいだ雰囲気だ。舞台後方の座席は使われなかった。前方の座席は、ほぼ満席だった。

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オケのメンバー一覧を見て驚いた。とある女子大と私の母校のジョイントオケだったのだが、私の母校の学生が減っている。昔は50、50だったものが、私の母校は20から30%程度になってしまっているのではないか。そして、他の大学の学生がたくさん入っている。東大、東京芸大、早稲田、慶応、東京理科大その他大勢・・・所謂賛助出演ではなく、レギュラーメンバーの様子、なんだこれは 苦笑。東都大学連合オケとでも名称がその内かわるかもしれない・・・。

曲目は、ワグナーのマイスタージンガー、リストのレ プレリュード、そしてブラームスの四番。マイスターの最初の和音が鳴り響いたときから、度肝を抜かれた。金管と低弦の地響きのような響き。やや弦が管にバランス上負けているように聞こえたのは、私の席の所為か。左手、前に席をとった。pで奏される部分で、やはりアンサンブルが完璧ではないところもあったが、よく訓練されている。全体としては、よく統率されたアンサンブル。

特にブラ4は、私の篤愛の曲でもあり、最初から最後まで、幸せに包まれて聴いた。すばらしい演奏である。管ではホルンが、奥行きのある音色で頑張っていた。チェロも素晴らしい。終楽章のパッサカリア、熱い。あのフルートソロ、もっとテンポを落として、今にも倒れんばかりに吹いてほしかったが、やはりあれが若さというものか、人生の最後というよりも、秋の紅葉の並木道を歩く風情であった。それはそれで良かろう。最初の主題が回帰して、コーダにもんどりうって突き進むところ、弾いている諸君も興奮していただろうが、聴く方も熱く燃えた。

オケを最近殆ど聴かなくなっていたが、やはりオケも良いものだ。特に生で聴くことで、こころが打ち震えるほどの感動を覚えるものだ。可愛い後輩諸君(とっても、私の子どもたちよりも歳が若い!)の演奏ということも格別である。また、是非聴きに行こう。

ちょっと期待していた、オケ時代の友人たとの出会いはなし。出会っていても、お互い分からなかったかもしれない。もう皆還暦過ぎだから・・・。外は寒さが覆っていたが、私のこころは熱く燃えていた。帰路を急いだ。

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