アベノミクスの正体 

昨日、解散総選挙についての記者会見で、安倍首相は、「アベノミクス」によって雇用が100万人創出された、と誇らしげに述べていた。

だが、その雇用とは大半が非正規雇用なのだ。非正規雇用は、現在全雇用の37%に上る。非正規雇用の雇用条件が厳しいことは、厚生労働省も述べている。賃金は正規雇用の半分以下、年金・保険加入は半分程度、大半はボーナスがない。今回、衆議院解散で流れたようだが、派遣労働法の改正案では、職種の制限の撤廃、雇用期限の実質的な撤廃等が盛り込まれ、派遣労働を増やすことが意図されていた。

わが国は、少子高齢化の進展・人口減少および労働人口の減少、それによる需要減が、根本的な問題であったはず。若い人々が結婚し子供を設けるだけの経済力を持てないわけだ。その原因の多くは、上記の通りの労働政策にある。

この政策の問題を置いておき、雇用者数が増えたことだけを自画自賛する安倍首相、根本的に間違っているのではないか。

アベノミクスとは、金融緩和とバラマキによる、一種のバブル創出政策でしかない。政権は、バブルから経常的な経済に戻すための方策を持たない。それをしようとすると、国債を買う投資家、金融機関はなく、国債価格の暴落が起きる。それにより、激しいインフレが生じる。国債バブルの崩壊だ。それを避けるために、何時までも金融緩和を続けなければならなくなる。それによって、やはりジワリとインフレが進行する。これは、国による、国民の財の簒奪に他ならない。

コメント

1945年の終戦時イギリスはGDPの2倍以上の借金がありそれをGDP比0.5に出来たのは金利を3%に政府が制限しインフレを起こさせ(20%位)その結果国債が目減りした結果によるとのある記事が目に留まりました。日本もGDPの二倍以上の借金となっているのでイギリスと同じ方法か(今のやり方はその前触れらしい)、いっそのこと戦後すぐに実施された資産税なんかでチャラにする荒い方法か、先行き心配です。

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