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簡保、郵貯銀行の株式売り出しが、国冨の流出につながる 

日刊ゲンダイが、簡保、郵貯銀行株式公開売り出しのリスクを報じている。こちら

郵貯本体と異なり、この二社の株式の保有に関する制限はない。株式売り出しの幹事会社は、典型的なグローバル投資企業、ゴールドマンサックスとJPモルガンである。両社の株式を外国資本が買い占める可能性も十分ある。

株主となる外国資本が、二社の持つ300兆円の巨額の国債を自由にできるようになる、というシナリオだ。これまで、国債の9割は国内で保有されていたから、赤字国債がいくら積みあがったとしても、国債が売り浴びせられ、暴落、利率が高騰するというリスクは少ないと言われてきた。が、この株式放出によって両社の経営方針を決めることのできる立場になる外国資本が、国債をいかようにもできるということだ。

日本国民の築き上げた財産を収奪することは、欧米のグローバル資本の長年の目指すところだった。郵便貯金の民営化は、米国が1990年代から、年次改革要望書という「命令」によって指示されてきたことがらだ。小泉政権で道筋ができた、郵貯資金の市場への放出が、これで完成することになる。

簡保の資金80兆円の内のいくばくかを、株価維持のために、株式市場に投資することも検討されているらしい。年金資金とともに、簡保もリスクにさらされることになる。

コメント

なぜこんな考えになるのか、日本の誰がいったい儲けるのか不思議でなりません(ハゲタカが儲けるのは分かりますが)。特定秘密保護法はハゲタカに日本人の資産を差し上げたことを永久に闇にまつるため作ったということでしょうね。

年金資金

SHINさん、こんにちは 年金受給者にとって深刻な問題ですね。官僚は国民年金基金で箱モノを立て、経営に失敗して安く払い下げをし国民に迷惑をかけたことを反省していませんね。確かに一部は低利で市町村に貸し付け、事業の資金として融資をしたりしていましたが、累計で700兆円にも上るという年金資金はどこに行ったのでしょうか。サルにも劣る行為をしておいて罪のならないこと自体がおかしいですね。

Re: タイトルなし

1990年代から米穀は、郵貯の民営化をずっと要望し続け、小泉、竹中氏が、それを受け入れたわけですよね。郵貯資金が、たしかにのべつくまなく公共事業に費やされてきたという問題の側面もありますが、それにしても国民の財産が、これで大きな危機になります。財務省がらみでは、特定秘密の指定はないようですが、特定秘密の指定自体が特定秘密になるわけで、これから裏で何が起きるか分かりません。

特に、簡保、郵貯の経営に、外国投資家が入り、国債の買い替えを否認したら、即、国債価格は暴落します。すると、金利が高騰。それで、国は財政破綻をすることになるのでしょう。その際に、国民の資産が、どっと外国の投資家に持ち去られることになるのではないかと思います。現在の金融緩和を止めるということを日銀が公表することによっても、国債の買い手がいなくなる可能性が高い。いずれにせよ、極めてリスクの高い財政運用になっています。

アベノミクスという国債増発政策は、のちに起きる財政破綻のキズをそれだけ深くします。

国民の8割が、金融緩和の恩恵を受けていないと言いつつ、半数以上が安倍政権を支持している、不思議な現象です。少なくとも、無条件に熱烈支持というわけではなさそうで、アベノミクスのほころびがいよいよ明らかになる、ないし上記の財政破綻が生じたら、安倍政権はすぐにお仕舞でしょう・・・いつまでもつか・・・。

Re: 年金資金

年金資金の無駄遣いもありましたね。でも、これから展開することは、年金の原資が根こそぎ奪われるということで、これまで以上の年金の毀損になることでしょう。

年金資金の所得比例部分にある程度のリスクをとって、株式投資するのはまだありだとは思いますが、本体の基礎部分の大半を株式投資に充てるというのは、正常な感覚ではありません。そして、毀損が生じた時の対応方法も決めていない。無責任極まります。

若い方々は、はなから年金を期待していないのでしょうか。でも、60前後になってからの生活設計では、年金制度はなくてはならぬものです。高齢化社会ですから、徐々に給付が小さくなるのは致し方ないとしても、株式投資に大半を充てるのは、博打です。年金生活者に、博打をさせるようなものです。

現在の株高で恩恵を被っている方も結構いるのでしょう。マスコミもその一人ですね。で、この問題があまり取り上げられない。困ったことです。我々の次の世代の方々が特に困ることになりますね。日本国民は、年金が公共事業投資で大きな損失を出したことで責任追及の声を殆ど上げなかったように、この問題で年金が大幅減額になっても、黙っているのでしょうかね。

何しろ、共済年金の株投資は依然と同じレベルにしている、即ち、自分たちの年金は何とか目減りさせないように、という官僚上層部の姑息なやり方に怒り心頭です。

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