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特別会計の闇 

地方も含めると国の借金は、1000兆円を超えている。これを作り出してきた大きな原因は、特別会計という公開されぬ予算にあるようだ。特に、公共事業の占める割合が、日本は他の先進国に比べると極端に多い。公共事業は、特別会計で処理されることが多いらしい。特別会計の内容を明らかにし、それをスリム化することが、国の借金を減らす一番の方策だ。

国は、国家財政の危機を乗り切るためと称して、医療福祉予算をどんどん削減している。特別会計を含めた実質的な国家予算200兆円超に占める、医療福祉予算の削減額の割合は大きなものではない。医療福祉を貧弱なものにすれば、国民は、消費行動を抑え、景気は落ち込む。また社会のセーフティネットが無くなることにより、格差社会が生じ、社会は不安定となる。

現政権は、それにはお構いなしだ。輸出企業が伸びれば良いという判断なのだ。そうした企業から、賄賂まがいの政治献金が、政治家に流れる。特別会計に抜本的なメスが入れられる様子もない。特別会計は、官僚の天下り先の特殊法人を温存するために必要なのだろう。

今年夏には、参議院選挙がある。我々国民一人一人が、こうした国家財政にも関心を持ち、現政権の財政運営を評価し、選挙行動でそれを表現しなければならないと思う。

あるサイトに、特別会計の出鱈目さについて以下のような記述があった。

以下、引用~~~

財務省(旧大蔵省)のサイトに、「財政法第46条に基づく国民への財政報告」という頁がある。この頁に、特別会計の全体(歳入/歳出総額、相互の出入を除いた純計)を記した報告が載っているのは、なんと平成16年度財政報告からである。
16年度の予算規模は、一般会計82兆円、特別会計の歳出総額387兆円(一般会計との出し入れ、特別会計相互の出し入れを除いた純計歳出で207兆円)である。
つまり、一般会計の他に、その2.5倍の国家事業(事業会計)が行われているが、その全容を、今まで明らかにしてこなかったという事である

コメント

あまりのことに…

あまりの額に、まさかそんなことがあるはずは…と最初思います。でも、あり得るかも、とも思います。

最近は信じられないようなことが多すぎて、そしてマスコミや政治など、公共にタッチする部分に如何に不正やでたらめが多いかを知るにつけて、なんだかやってられないような気持ちになってきています。

そしてやがてどうでもいいような感じがしてきてしまいます。どうなろうと知ったこっちゃない、そんな気持ちになりつつあります…。いかん…とは思いつつ…。

最近、外来で親御さんに、斯く斯くしかじかだから、「この政党」にだけは投票してくれぬな、と時間を見つけて話しています。実際その通りにして下さるかどうか分かりませんが、流れに抗する小さな抵抗です。

医療の危機を、国の様々な政策とからめて理解することによって、医療人以外の方にも関心を持っていただけるのではないかと考えています。

問題は、「この政党」以外に、政権の受け皿になるべき政党がちょっと見当たらないということですが・・・「この政党」には絶対お灸を据える必要があります。

ま、どこまで意味があるのか分かりませんが、若い世代のために出来るだけやろうと思います。

日本の行き着く先は

こうなっちゃうかも知れないと言う記事が「暗いニュースリンク」に掲載されていました。

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2007/03/post_691e.html
↑アメリカ医療システムの危機:医療難民、カナダに越境

#米国人は地続きのカナダに越境して治療を受けられるけど、日本で医療が崩壊したら逃げようがないですよね(苦笑)

アメリカの医療

医療界の中には、アメリカの医師養成システムを取り入れよう、と言う動きが強くあります。
高校卒業後、医学部にすぐ入る現状のシステムではなく、4年生大学を卒業してから4年間のメディカルスクールに入る、という構想などですね。
新臨床研修制度はその一つの表現型でもあります。

まあ、アメリカの全てが悪い、とは言いませんが、今のアメリカの現状(政治も医療も)を見るときに、アメリカ礼賛する気持ちになれません。
もちろん日本はアメリカから多大な恩恵を被って来たことは認めますし、アメリカというのは世界に冠たる国であると思います。

ただ、だからといって民族も、気候も、風土も、歴史も異なるわが国に於いて、アメリカに追従する必要があるのだろうか?と思います。

わが国は、いろんな国の文化を、その良いところを吸収して、自国なりに消化してきた過去があります。

だから、もちろんいいところは学ぶべきだとは思いますが、学んでは生けない部分は何なのか、この国にあった政策は何なのか、そういう視点を持ってやっていかなければならない、と思います。

医療、司法、教育においてアメリカに学ぶ部分は極めて僅かなものでしかない、あるいは反面教師としての部分しかない、と考えます。

行き過ぎた個人主義の跋扈は、社会全体に対する感謝の念を薄くし、日本という社会を支えてきた根本を破壊していくような気がしています。如何でしょうか?

AOZさん・QWさん

アメリカ流の医療システムにしようと、財界・政権それに御用学者が目論んでいますね。それに、最近は、医師の中にも、公的保険のしばりを離れて混合診療で仕事をしたいという希望を持つ方も増えてきているようです。先進国中最低レベルの医療費で、安全で効率的な医療を求められるのですから、たまったものではない、ということなのでしょう。医療システムは、米国には見習って欲しくないものです。

医療難民のご紹介をありがとうございました。日本で医療難民が出たら、何処に行くことになるのでしょうか。そんなことになっては困るのですが、現実になりそうですね。

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会計を集める

歳入はいくつかの観点で二分されている。一般財源と特定財源とに大別する考えでは、歳出の使途が定められていない歳入を一般財源といい、特定の歳出のための歳入を特定財源(例:日本のガソリン税のような道路特定財源など)という。自主財源と依存財源に大別する考えにおい

  • [2007/03/25 03:22]
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