イスラム過激派テロ事件 

先日のフランスでのイスラム過激派同調者によるテロ、本当に許されざることだと思う。

あの事件を知り感じたことがある。

ドイツのメルケル首相が、イスラム文化もドイツの一部であると述べて、国内の融和を促した。テロリストの目的は、ヨーロッパ各国に存在するイスラム圏の人々、その同調者と、それ以外の人々の離反、反目なのではないだろうか。現に、フランスなどでは、イスラム教施設等への暴力が起き始めているという。そのような状況のなかで、メルケル首相が、あのように述べたことは、問題の本質をついていると考えた。

イスラム過激派が、あのように伸びてきているのは、一定の人々の支持があるからだ。イスラム過激派を、「殲滅」すれば問題が片付くということではない。最近知ったことだが、シリアの問題は、都市部への多数の人々の流入の問題が背景にあるという。酷い旱魃のために、農村部から大都市へ100万人ほどの人口移動が起きた。大都市では、イラク戦争による難民が100万人すでにいたのだ。大都市では人々の生活が成り立たなくなり、宗派、民族、政治的立場の違いなどが重層的に敵対する状況を生み出した、というのである。

このような複雑な問題背景があるとすると、中東の争いは、対岸のことではなくなる。旱魃の背景には地球温暖化の問題がある。さらに、集団的自衛権により、自衛隊が中東に派遣され、結果として紛争に巻き込まれるとすると、日本が、テロの対象になる。集団的自衛権の行使は、その覚悟を要求するのだ。この点からも、中東の問題は、我々自身の問題である。

我々は、メルケル首相が述べたように融和と相互理解を進めるべきなのではないだろうか。

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