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年金の見通しは暗い 

年金の財政検証結果というデータが厚労省から公表されている。こちら。

将来の年金水準を予測するのに、様々な因子がからむので、致し方ないのかもしれないが、全般に見ずらく理解しにくい。行政の図式は、理解しにくいように作られていると受け取られても仕方ない。国民は、これでは理解できない。

給与水準が1から2%程度上昇するという予測条件は、オカシイのではないか。近年、給与水準は下がり続けている。「アベノミクス」なる借金垂れ流しが続けば、物価水準が上がり、表面上賃金があがるかもしれないが、それはそれできちんと明示すべきだ。

さらに、経済成長率、運用利回りの予測値も高すぎる。3%の運用利回りを確保するのは、至難の業なのではないだろうか。運用利回りは、株式投資を導入して、どのような結果になるのか。年金資金のように小回りの利かない資金の投資では、株式市場で食い物にされるのが落ちだろう。少なくとも、大幅な負の運用利回り、即ち元本割れが生じる可能性がかなりある。

この楽観的な見通しの図でも理解できることは、平均給与に対する年金額の比率は、どんどん下がることだ。

2006年に止めたはずの議員年金は、年金支給は続いており、100%公的資金がつぎ込まれている。我々の受給資格取得に必要な25年間に比べて、10年間という短期間で受給資格が得られ、年金額も比較にならぬほどに高い。掛け金も確かに高いのだが、それを考慮しても、年金掛け金総額を得るのに必要な年数は、我々の年金の半分程度と短いのだ。こうした年金を得ている、議員経験の長い連中にとっては、我々の年金がどうなるのか、あまり関心は持てない、言ってみれば、どうでもよいのだろう。

彼らに年金制度をまかせっきりにしておけない。この年金の予測のデータをじっくりご覧になり、議員年金と是非比べてみて頂きたい。

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