FC2ブログ

私流パイルの作法 

CONDXが良いのだろうか、午前9時を過ぎても、28メガでK1Nが入感している。カリブからの信号とは思えない。パイルは10KHzほどで、一頃よりは大分収まった。が、北米の壁は厚い。結構アジアからも呼んでいる・・・と思ったら、CQ JAになった。でも、相手の送受信のタイミングに合わないでやみくもに呼ぶ局、それに交信した局の周波数ドンピシャで呼び団子状になっている局が多い。これじゃ、ダメなんじゃないのと呟いてみる。

DXからは足を洗って久しいが、昔、パイルのなかで悪戦苦闘していた頃を思い出して、私のやり方を記してみる。自慢ととられるとまずいのだが、一頃、狂ったようにDXをおいかけ、P5を除いて全エンティティを交信した実績はある・・・と自慢話全開(笑。

ポイントは、「相手の受信する周波数」で、「相手が受信に移ったタイミングに」合わせて、「適切なスピード」でコールする、これにつきる。

まず、呼ぶべき周波数。受信機能が二つあるリグであれば、パイルをスイープして、どこで呼んでいる局が交信しているか、さらにその後DXがどのように周波数を動かすかをつかむ。多くの場合は、一定の速度で順々にアップ、ないしダウンする。場合によっては、同じ周波数にとどまり数局ごとに動く場合もある。場合により、アットランダムに動くこともある。できるだけ、相手の癖をつかむ。次に相手が受信するであろう周波数でおもむろに呼ぶ・・・これが一番大切なことだ。パイルが大きすぎてわからない場合は、呼ぶ局の山から少し離れた周波数で腰を落ち着ける。パイルの上限、下限に居座るのも一つの方法だ。相手の受信周波数の予測がつかぬ場合は、いわば籤を引くみたいなものなので、その覚悟が必要。

タイミングも大切。相手が受信に移った瞬間にコールを始める必要がある。相手が受信に移ることをしっかり確認する。さらに、相手が、どのようなタイミングで応答するか。呼ぶ側が自分のコールサインを一度だけ打つタイミングなのか、それ以上か、または余り上手なオペでなくて、かなり時間がたってから応答するのか、そのリズムをつかむ必要がある。フルまたはセミのブレークインで受信し、相手が応答したら、すぐに呼ぶのを止める。コール一回のタイミングで応答する優秀なオペが相手であれば、コールサインを一回送ったら、しばらく受信を続ける。K1Nでもよくあるのが、K1Nがすでに応答し交信をしているのに、それが分からず、呼び続けるパターン。もし、DXが送受信をするタイミングが分からないのであれば、呼ぶのを控えるべきだろう。

送信する速度は、相手に合わせる。または、相手が応答する局のスピードに合わせる。往々にして、興奮して早いスピードなりがちだが、どちらかというと、相手よりも少し遅いスピードの方が良い。私がXUにでかけてパイルを浴びた時の経験からすると、パイルをしばらく受けていると、耳と頭が疲れてくる。早すぎるスピードの局には、対応しにくくなる。ぐじゃぐじゃのパイルのなかで、コールサインを取るには、少し遅めのスピードの方がかえって効率的なのだ。ただし、タイミングを失するように遅くてはまずい。キーイングは誤りがないように。エレキーのメモリーを用いるのも可。それに、コールサインを二回以上繰り返す場合は、コールサインの間を十分空ける。その間もブレークインで受信できることが望ましい。

最後に、大切なことをもう一つ。K1NのオペからJA向けに、この件でクレームがあったようだが・・・応答を得た場合、DXが自分のコールサインを確実にコピーしていることが分かったら、こちらの応答に、自分のコールサインは打たないこと。DXとしては、コールサインを繰り返されると、コピーが間違っているのかと不安になる。時間を浪費するだけでなく、DXのオペの疲労につながるのだ。適切なタイミングで、コールサインは省きリポートのみ送るべきだ。

と、分かったようなことを書いたが・・・DXとは結局一種のゲームであり、各々の楽しみ方がある。普段、ラグチューばかりしているWの友人からも、K1Nを追いかけて楽しんでいる、という話を良く聴く。それぞれに楽しむ。それで良いのだろう。

私は、やはり卒業だな・・・。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/3484-22b4b561