バッハアンサンブル富山演奏会 

二日前の日曜から、昨日にかけて、富山市で行われた、バッハアンサンブル富山の演奏会に出かけてきた。詳細は、英文ブログの方に記した。

このアンサンブルのことは、磯山雅教授のブログで知った。磯山教授は、バッハ研究の大家であり、バッハの音楽について、該博な知識と深い理解を、簡明な言葉で語られる方だ。彼が、昨夏、このアンサンブル(アマチュアコーラス)を訪れ、マタイ受難曲について講演をなさった。それ以来、行きたいと念願してきた。

列車で北陸方面に行くのは初めて。越後湯沢の先、新潟の内陸部には結構な雪が残っている。

002-1_20150224130713e89.jpg

富山に近くなると、天候がよくなり、海は凪いでいた。この辺りは、車で何度か走ったことがある。

016-1_201502241307498bc.jpg

富山駅の手前、雪に覆われた立山連峰が美しく毅然とそびえていた。

035-1.jpg

演奏会に先立ち、磯山教授の短い解説があった。バッハの生きた時代と場所から遠く離れた富山で、この曲が初演されれるのは意義深い、この音楽で、バッハはイエスを殺した犯人を論い、非難しようとはしていない、むしろ我々の罪、不安そして苦痛をイエスが代わりに負ってくださったという福音を伝えようとしている、宗教的な文脈によらずとも理解し、共鳴できる、という話だった。

043-1_201502241309249af.jpg

演奏を一言で語りつくすことは難しい。ソロの歌い手に、少し難のある方がいた(具合が悪かったのか)。が、全体として、この大作にチャレンジし、歌いきろうとする意欲にあふれた演奏だった。ペテロの否認の場面、それに終曲ですべてのことに和解し、安らかに眠ることを祈る場面に思わず落涙する思いであった。

048-1_20150224131009fe2.jpg

出かけた甲斐があったというものである。

ホール近くのホテル。ロビーには、梅の花を用いたオブジェが飾られていた。

066-1.jpg

夕食は、ホテルのレストランでとった。演奏会の成功を祝して、一人祝杯を挙げた。

059-1_201502241311105a3.jpg

翌日、天気がよければ、レンタカーかタクシーで立山連峰を眺めに行きたいと思っていたが、あいにくの曇り空。霧で遠くが見渡せない。ホテルで帰りの電車がでるぎりぎりまで休み、帰路についた。北陸本線の「はくたか」は乗り心地が良く、眺めも良かったが、上越新幹線の「とき」の二階建て車両の一階は何も見えず最悪。高崎で途中下車、両毛線を使って、のんびりと帰ってきた。・・・最後に、昔の「てっちゃん」の顔を出してしまい、我ながら苦笑・・・。楽しい旅行だった。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/3499-a7c85cbb