Rick W7KNG、萩本欣一さん 

今朝も21メガが北米に良く開けていた。こんなに良いCONDXが続いてよいものだろうか、あとのリバウンドでの落ち込みが怖いなどとたわいもないことを考えつつ、CQを叩いた。ペンシルバニアのK3BVQ、今朝は579で強い。以前5WのQRPで運用していた時に交信したことがあったので、あれからQROしたのか尋ねた。いや、5Wのままだと言う。アンテナはダイポール。その設備でこれだけの信号強度が得られるのであれば、確かにアンプは不要だ。

Rick W7LNGは、S9+である。以前交信したおぼろげな記憶。彼は、私の年齢まで覚えていてくれた。私よりも、2か月だけ若い。PCログにはヒットしなかったので、最近3年間は交信していないはずだ。QRZ.comの彼のページをめくると、オペラのテノールで歌う彼の画像があった。シアトルオペラ・・・プロの団体なのだろうか・・・で、魔笛に出演したときのものらしい。ただ、歌手としての限界を感じて、60歳で歌うのを辞めたらしい。声量の問題なのかと尋ねたら、高音域がでなくなるためとか。確かに、人体を楽器とする声楽では、声帯の老化は避けられず、声楽の第一線で活躍する時間は長くないのかもしれない。だが、年齢を重ねると、人生の機微を知り、表現に幅が出てくるものだろう。是非、歌い続けられるようにお勧めした。そうだね、少し声量を落として、歌おうかと言っていた。若い美人の奥様は、イタリア人だそうで、ピアニストでもある由。伴奏者が身近にいるのは羨ましい限りだ。

私のチェロを彼の歌と比較するのはおこがましいのは良く分かっている。が、老化現象により、早いパッセージで指が回らなくなる、少し根を詰めて弾くと手や腕に疲れが生じやすくなっているのを感じる。しかし、このところ音階練習を繰り返す、曲を弾くのと同じ時間またはそれ以上に続けることによって、音感が向上し、またハイポジションでも音が取れるようになっているのを感じる。今まで、第一ポジションであっても、運指によっては、いい加減な音程になっていることも分かってきた。劣化との時間の戦いの様相もあるが、悲観的にならずに続けることだと改めて自分に言い聞かせる。

楽器演奏とは違うが、役者の萩本欣一さんが73歳で、某大学の仏教学部に社会人入試で合格したそうだ。受験にむけて英語を一生懸命勉強したらしい。素晴らしいことだと思う。私の歳でも本を読んでどれだけ記憶に残るか悲観的になることも多いのだが、70歳過ぎて勉強する、その意気が素晴らしい。楽器ともども、語学や、社会科学、哲学を勉強し続けようと、改めて思った。若いころは、何事かを形として残す・・・受験、医師の資格等々・・・ための勉強であったが、今は、純粋に知的好奇心とより良い社会を次の世代に残すための勉強である。すぐには結実させる必要はない。これほど自由に知的な世界に遊ぶことができるということは今まではないことだった。恵まれていることだと改めて思う。 

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