放射能環境汚染は続く 

東電福島第一原発事故では、原発内の放射性物質の高々数%が、環境中に放出されたに過ぎない。それで「あの程度の」環境汚染で「済んでいる」わけだ。

もっと大規模な爆発があり、また風の向きが西側であったら、日本のかなりの部分が強烈に汚染されたはずだ。

当局の公表したストロンチウムによる土壌汚染のデータが、おかしいという話もある。ストロンチウムは、遠くに飛散しにくいといわれていたが、チェルノブイリの経験では、原発からの距離に反比例して土壌汚染を起こしていることが分かっている。が、福一のデータでは、それが見られず、測定した地点すべて低値ということになっているらしい。ストロンチウムは内部被曝を起こすと、カルシウムと同じ挙動をするために、骨に沈着し、骨の悪性腫瘍を起こしやすい。当局が、測定データを操作していることはないのか、測定をしっかりしているのか、今後とも注目する必要がある。

数%しか環境中に放出されていないという放射性物質だが、かなりの量がメルトダウンした核燃料のなかにあり、それにアクセスし、処理することはできない。環境汚染は様々なルートで続く。事故がコントロール下にある等と言うのは、嘘も良いところだ。

放射性物質の環境汚染が続くことを、この記事は示している。

以下、引用~~~

放射能濃度、30倍上昇=汚染雨水漏れ近くの地下水-福島第1

2015年3月11日(水)22時30分配信 時事通信

 東京電力は11日、福島第1原発で採取した地下水からストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1万1000ベクレル検出されたと発表した。濃度は前回9日採取時と比べて約30倍に上昇した。
 地下水の採取場所近くでは、放射性物質に汚染された雨水約747トンがタンクのせきから流出したことが10日に判明。東電は汚染雨水によって地下水の放射性物質濃度が上昇した可能性もあるとみている。
 東電によると、地下水の採取場所近くにはタンク群があり、周囲をせきで二重に囲んでいる。せきには放射性物質が付着しており、降った雨も汚染される。10日に外側のせきから汚染された雨水が流出していることが確認され、ベータ線を出す放射性物質の濃度は最大で同8300ベクレルに上った。 

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