患者申し出療養制度が実現すると 

患者申し出療養制度が、来年から実施される。わが国で未承認の薬剤や治療法を、患者からの申し出により、自費で診療に用いることができる、という制度。

がんセンターが、未承認薬の月当たりのコストを一覧にしている。こちら

驚くべきことに、ほとんどの薬が、月100万円を超えている。一年にすると1000万円超となる。これは、普通の患者にはまず払えない.。

このような高価な薬剤を用いる場合に備えて、民間の医療保険に加入する必要が出てくる。その保険は、保険会社からすると、利潤が出るように設計されるから、かなり高価な保険商品を我々は買わせられることになる。他の経済活動と異なり、命がかかわる医療については、経済合理性が成立しない。命が長らえるとなれば、すべての資産をそれに費やすことになる。

結局、この制度で旨みがあるのは、保険会社である。以前のポストにも記したとおり、医療保険は外資系の利権領域になっている。国民の資産が、そうした外資保険資本に奪い去られる。

医療を成長戦略にする、とはこうしたことなのだ。

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