過去の遺物にする? 

これを書くべきかどうか、迷っていたのだが・・・

JARLが唱道して、CWをユネスコの世界文化遺産にしようという運動があるらしい。

しかし、待てよ、である。遺産ということは、過去の遺物になるということだ。CWがコミュニケーション手段として、現役の生命を終え、奉られる、または博物館に陳列される存在になるという、ことだ。

JARLが、CWとアマチュア無線自体を過去の遺物にしないために、やるべきことがある。それは、免許の包括化である。現在、行政が主動して実現する「包括」免許は、「機器」単位の免許制度である。保障認定制度を温存し、特定の機器により運用可能な周波数、モードを包括的に許可しようと言うことらしい。それでは、何も変わらない。「免許人」単位で包括的に免許をするようにしなければ、包括免許とはいえない。従事者免許で許可されうる運用周波数、モードを一括免許すべきなのだ。

だが、JARLは、天下り先を確保したい行政とグルになって、そうした真の包括化を要求しようとしない。2,3年前だったか、某JARL理事のサイトを見て驚いたことがある。包括免許の定義から議論しようというのである。そんなことは、国際標準の免許制度を知っていれば、議論もへちまもない。その理事が無知なのか、それとも一般会員を惑わすために、そんなことを今更記しているのか。

機器単位の包括免許は、アマチュア無線機器メーカーと、行政のための制度になる。機器単位で、「保障認定料」というヤクザのしょば代のような手数料を要求され、我々が機器に手を加えることは許されない。中学、高校の生徒たちが、こんな趣味に関心を抱くだろうか。こうして、アマチュア無線、CWは、過去の遺物になって行くのだ。

日本という国家のありようが、このことに二重になって見えてくる。こんなことでは、国の将来さえも危ないと思うのだが・・・。日本と言う国がその昔あったのだ、と近い未来の人々に思い出されるようなことにならねば良いのだが。

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