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二つの交信 

今日は、ひさしぶりに無線を比較的長時間楽しんだ・・・というか、他のことは長時間集中できないのだ。

朝、21メガで旧友のWB6BEE、KF7Eと交信を終えると、Rusty W6OATが呼んでくれた。彼のコールは、昔からなじみがあったのだが、コンテストで何度かお会いした以外は、普通の交信をした記憶がない。Rustyは、最近FOCに加入し、2000番台の初々しいナンバーを送ってくれた。

以前から、彼は、友人たちにFOC加入を勧められてきたのだが、メンバーになると、長時間のラグチューが義務付けられるのかと思い、断ってきた由。ベイエリアに住む彼は、NCDXFの理事を35年間勤め、その会長にも二度就いた由。NCDXFといえば、故Eric Edberg W6DUをご存知かと尋ねた。知っているとも・・・Ericは、彼にとって長い間の友人であり、mentorでもあった、とのことだった。Los Altosの彼の住まいで、DXのこと無線のことを話し合ったことが何度もあったそうだ。

Ericについては、このブログでも何度も取り上げたことがある。笑顔を絶やさず、いつも親切にしてくださった方だった。三度目の訪米時、Merle K6DCを訪ねるために、サンタバーバラまで数時間のドライブを一人でする積りだと言ったら、Ericは、それはまずい、私が連れて行こうと言って、車に乗せてくださり一緒に旅行したこともあった。彼にとっては、腰痛を押しての長旅であった。

Ericの記憶を共有するRustyとお目にかかり、感無量だった。Rustyは、「599 73」以外の交信をしばらくしていないので、CWの腕が大分落ちたと謙遜しておられたが。72歳前後の年齢からすると、かくしゃくとしたキーイングであった。コンテストから、人の気配の感じられるラグチューに少し舵を切ったということなのか。私との交信が三人目のFOCメンバーとの交信だ、カードを是非・・・と言われた。微笑んでしまった。

午後4時過ぎ、7メガに出てみたが、まだ北米は開けていない。日暮れまでまだ2時間以上ある。夏至まで一か月しかないのだから、仕方ない。14メガに上がってCQを出すと、Jim KG0RDが呼んでくれた。数日前にもお目にかかった方である。前回の交信中に、Dave W0FBIの友人と仰っていたので、よろしく伝えてほしいと申し上げたところだった。今日、Daveがどのようにしているか伺った。残念なことに、Daveは、2012年8月に癌のために亡くなったことを知らされた。

Daveのことも以前記したことがあるが、彼は米軍に奉職していた内科医だった。日本にも過去に仕事で滞在したことがある、ということだった。あの大震災・原発事故の直後にDaveにお目にかかり、その時、被災者のこpとを大層気にかけてくださり、奥様ともども日本にやってきて、彼らのために仕事をしたいと仰っていた。その思いやりの気持ちに、対して被災したわけではなかったが、私は大いにこころ動かされるものがあった。すでに70歳を過ぎており、彼の希望が実現することはなかったが、彼のように日本のことを思ってくれた米国のハムが少なからずいたことは忘れるべきではない。

Daveの闘病生活は1年間ほどだったということなので、あの震災のときにはまだ症状は出ていなかったのかもしれない。が、もしかしたら、体調が思わしくなかったのに、震災の惨状を見て、何かをしたいと思ったのかもしれなかった。

奥様は健在でいらっしゃるようなので、是非奥様に感謝の気持ちをお伝え頂きたいとJimに申し上げてお別れした。

また忘れることのできぬ交信をさせていただくことができた。

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