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Steve K0SF 

このところ、良好なCONDXが続いている・・・今朝は少し落ちてきたようだが・・・。興味深い交信を楽しめる。

一昨日の夜、14メガでSteve K0SFに会った。ミネソタ在住。とても強い。qrz.comの画像を見ると、大きなタワーに各バンドのビームを載せている。だが、興味があるのは、160mだとのことだ。次のシーズンまでに、同バンドの受信アンテナを良くすることが課題だとか。

彼のbioに、心臓のablation装置の開発に携わっていると記されていた。それに触れると、今の新しい職場で開発している、新しいablation装置の話が滔々と始まった 笑。ablationは、主に心房細動という病気に対する新しい治療法である。右心房の興奮が複数の経路で心臓全体に伝わるために、不整脈を生じ、血栓が生じて重大な病気を併発することもある。心臓カテーテルによって、複数の伝導経路を、物理的に破壊するのがablationである。これまでは、低温による破壊、高周波、レーザーによる破壊等が実用とされてきた。心房細動等に対して根治的な治療効果があり、多くの方がこの治療法で助かっている。私の知り合いでも、何人もこの治療を受け、良い経過を取っている方がいる。

だが、現在の方法では、手技による合併症の問題がある。治療効果が高く、合併症の少ないablationの方法を、Steveは研究しているらしい。electroporateと言っていたが、内容は良く分からず。電気的な操作で、異常伝導路を不活化するような方法のようだ。現在、豚での研究を続けており、人への治験も始められる。順調に行けば、来春にはMayo Clinicの研究者が雑誌に投稿することになっている、とか。

自分の行っている研究について、語らずにはいられぬという様子。彼の説明を聞いていて、微笑まずにはいられなかった。研究をする、その結果が見えてくる、あの興奮、喜び、分かる様な気がする。私も、規模は小さく、教科書に載る様な仕事ではなかったが、研究の一端に携わったことがあった。あの時代が、人生で燃焼したときだったのだと改めて感じた・・・私の場合は、たいした結果は残せなかったが・・・。Steveは、彼の新しい方法で合併症が増えるようなことがあれば、その研究は止めることになると言っていたが、きっと医学雑誌のトップを飾る様な論文に結実することだろう。彼のモノローグに近い解説に、まぶしさを少し感じつつ、その成功を祈った。

コメント

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Re: Electroporate

そうですか・・・彼は、心筋を貫通するような合併症もありえないことはない、と言っていましたので、恐らくその方法なのでしょう。自分の仕事を熱く語れる彼は、輝いていました。

カテーテルアブレーション

仕事の関係で10年ほどのカテーテルアブレーションの本をよむことがありました。日進月歩の世界ですね。イノベーションしているほうはおもしろくてたまらないことでしょう。

医療訴訟のためでしょうか 苦笑。

仰られる通り、日進月歩の領域で、この治療により生活の質、予後が改善した方がたくさんいらっしゃるのでしょうね。

話しは違いますが、ちょっとまえフォーンのコンテストでお声をお聞きしたような気がします・・・お呼びしようかとも思いましたが、お邪魔かとそのまま立ち去りました。いつかお目にかかりましょう。

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