JI1XJB/6、SM2EKM 

久しぶりに晴れ上がった日曜日。家人は、近所のお祭りの世話人とやらで忙しそう。家事をこなし、シャックにこもる。

朝、7メガで、某クラブのオンエアーミーティングなる顔見世興行が行われているころ、彼らの少し上でCQを出してみた。JI1XJB/6という聞きなれぬコールの方が呼んでくださった。鹿児島在住のmicさん。自作の6146パラのリグだそうで、50Wアウト。少しチャピっているが、ドリフトはなし。クリスタルコントロールの様子。11階建ての8階でバルコニーから釣竿でワイアーアンテナを張っておられる様子だ。日中の7メガは、国内にもかなり信号が弱くなるので、途中でビームをJA6向けに回した。

流暢に英語とCWを操られる方で、とりわけ感心したのは、(失礼な言い方になるかもしれないが)分からない場合は、分からぬとはっきりと言ってくださること。自尊心に関わることなので、なかなか率直には言えないものだが、彼はその点率直である。大学で教鞭をとられているらしく、農作物の成熟を感知したり、農作業の遠隔操作したりする研究を行っていらっしゃるとか・・・私の家庭菜園は専ら目視でモニターしていると申し上げると、それが一番確実だと言って笑っておられた。お子様も成人されていらっしゃるようなので、もう50歳台以上でいらっしゃるのだろうと想像した。今は自宅から離れての一人暮らしだそうで、時間が余るから無線に出ていると仰っていた。

なかなかこうした中身のある交信には巡り合えないものだが、micさんとの交信でこころ満たされた思いだった。7026近辺に居座っている私だが、いつもDX相手にするわけではなく、こうした交信であれば常に歓迎である。

午後2時過ぎ、ようやく西海岸に開け始めた14メガに出た。カリフォルニアの局とありふれた交信を終えると、SM2EKM Jimが呼んでくれた。彼のことは以前にも記したかもしれない。少なくとも、私がカムバックした1980年代以降、きわめてコンスタントにCWでお聞きしてきた方だ。実際に交信も年に一度か二度はさせて頂いている。ヨーロッパへのパスは、昼間の北極越えなので、かなり厳しいはずだが、ピークでS9を振っている。qrz.comの画像を見て納得。5エレのスタックを、他のバンドのアンテナとともに高いタワーに上げている。

勝手に、もう70歳台だろうと思い込んでいたら、昨年夏にリタイアしたばかりの64歳の由。無線は1969年に始めたのだが、その前数年間SWLをしていた由。我々は二人とも、人生のイベントを同じように歩んでいるのですねと申し上げた。違いは、彼の壮大な設備、それにDXやコンテストにも精力的に出ておられるところか。現在、街中にある自宅から、この山のシャックをネットでコントロールしているとのことだ。最初、(latencyによる)キーイングの乱れがあって、どうしたのだろうと思ったが、リモートコントロールをしていることを伺い、理解できた。夏の間は、観光客が多く、インターネット回線が込み合い、どうも具合がよくないとこぼしておられた。

ふっと思い出して、スェーデン出身の今は亡きEric W6DUのことをご存知かと尋ねてみた。母国が同じ、そして同じころCWにactiveだったから、もしかしたら知っておられるのではないかと思ったのだ。良く知っているとの返事。Jimは、勉強のためにベイエリアに1970年代滞在していたことがあり、その際に何度もお会いしたらしい。いつも笑顔を絶やさぬEricのことを、Jimと話しながら思い出していた。当時、多くのOMと知り合いになったが、大多数はすでにSKになってしまって、残念と彼は言う。私も、同感だ。しかし、これが世の習いということか・・・。まだ、起き出して着替えていないからと言って、彼は二階に上がって行った。

少しCONDXが持ち直してきている気配。庭仕事を終えてから、また少し出てみる積りだ・・・。

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