KB6VSE再び、そしてJS6TMW 

昨日お昼前、14メガが西海岸に良く開けていた。ノイズも少なく、安定して信号が入感していた。W4の局と交信するSteve KB6VSEを発見した。交信終了後、コール。すぐに応答があり、しばらくぶりとあいさつを交わした。HEXビームを上げたのが嬉しいらしく、ちょっとまてと言ってビームをこちらに向けた。ピークでS9まで振るようになった。もともとBenbowからの彼の信号は強かったのだが、ビームにしたことで一段と安定して入感するようになった。

お嬢様に二人目のお子さんがこの数日中に生まれるので、そのご家族と、母上の住むベイエリアに2、3日中に向かうらしい。トレーラーハウスを引っ張って行き、実家の前に停車して、そこで過ごす様子。一族に新しいメンバーが加わるのはおめでたいことと申し上げた。Eurekaの家にも定期的に訪れているらしい。

私が家内と義理の両親を訪ねたことを話した。年老いた親が、徐々にいろいろなことができなくなってゆくのを見るのは辛いことだが、だが彼らに会うと、こうやって生きてゆくのだと、彼らの存在自体によって諭されているように感じる、と申し上げた。彼も母上を見ていて、同じように感じる由。

彼は、北カリフォルニアに二つの家を持ち、さらにベイエリアの母上が住む実家を、母上がそこで住むことがなくなったらどうするのか尋ねた。彼には、同じくハムの兄上がいるので、彼と相続することになるのだろうと思っていた。返事は、簡単だった。売却する、そしてそのお金は寄付をする、というのだ。実家のあるPalo Altoのあたりは、あまりに人が多く、車の行き来が増えてしまった。戻るつもりはない、という理由だ。それは理解できるのだが、売却で得た金を寄付する、という言葉に少し驚いた。そう決めた理由までは伺わなかったが、社会的な活動を大切にし、貧しい人々、資金を必要とする団体に積極的に寄付をする米国人の良い伝統が、彼のこの決断にも表れているのではないか、と思った。高名な社会学者・・・ウェーバーと同時代に生きた・・・が、20世紀初頭の米国の社会制度を研究して、そうした社会の在り様を論文に記していたと思うのだが、米国の健全な側面にはまだまだ学ばねばならないことが多い。それを再び感じたことだった。

Steveは、夕方のビールを呑むといって引っ込んだ。すると、弱い信号で私を呼ぶ局がある。JS6TMWという局だ。しばらく私とSteveとの交信を聴いていたが、声をかけたくなって呼んだ、とのこと。上手な英語を使う方だなと思ったら、同じSyeveというハンドルで、AI6KXという母国のコールを持つ米国人だった。4WにGPとのこと。ビームを沖縄に向けるとラグチューが可能なまでに信号た強くなった。72歳で、QRPおよびFT101ZDという年季の入ったリグで運用している由。奥様が日本人で、産婦人科の医師をなさっている由。彼は私と同じくHOUSE HUSBANDだと言って笑っていた。

のんびりとした時間が過ぎてゆく、平日の14メガ。これからしばらく楽しめることだろう。・・・でも、ラグチューを楽しんでいる方は、内外ともに本当に少なくなったものだ・・・。

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