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安保法制の最初の適用は南スーダンにおける駆けつけ警護 

安保法制の最初の適用が、南スーダンにおける「駆けつけ警護」になるようだ。警護する対象は、「中国陸軍部隊」になるらしい。駆けつけ警護と言っても、要は戦闘行為である。

さて、この任務のどこが我が国の存立危機事態なのだろうか。また、中国陸軍を警護するとなると、これまで盛んに喧伝されてきた、中国の脅威は一体なんだったのか

安保法制は、結局、米軍の肩代わりと我が国の政権、自衛隊が軍事面で国際的に認知されるためなのではないか、という疑いがふつふつと湧いてくる。

南スーダンの内戦は、酷い状態であるらしい。それに対して手をこまねいているのは誤りだろう。しかし、軍事的なコミットメント以外の方策があるはずだ。なぜ軍事面のコミットなのか。これを許せば、自衛隊は世界中の紛争地域にでかけ軍事プレゼンスを示すことになる。軍事プレゼンスは、自衛隊隊員の生命を必ず犠牲にする、また派遣地域の市民の犠牲も必ず生じる。軍事的な貢献は、往々にして状況を悪化させる。軍事以外で貢献できるはずだ。。

安保法制が成立した途端に、これほどまでにあからさまな政権、外務省、自衛隊の思惑があからさまになるとは驚きだ。自国防衛に特化した集団的安全保障なぞ嘘っぱちである。安保法制は、我が国と国民に大きな禍根を残す。

安倍首相は、かって軍事同盟(日米安保)は血の同盟になるべきだとどこかぜ述べていたらしい。安保法制が成立した直後に、日本は世界で輝く国になる、とも述べた。彼の頭にあるのは、日本を軍事的な大国にすることだけのようだ。このような人間が日本の政治を思いのままにしているのは、日本にとって大きな不幸だ。

以下、引用~~~

南スーダンPKO、「駆け付け警護」追加検討
読売新聞 9月21日(月)7時9分配信

 政府は20日、安全保障関連法の成立を受け、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣中の陸上自衛隊に「駆け付け警護」の任務を新たに与える検討に入った。

 現地の国連スタッフらが武装集団に襲われた場合に自衛隊が助けにいくもので、人道的な観点から検討を急ぐ必要があると判断した。来年春までに施行される安保関連法が実任務に適用される初のケースとなる可能性がある。

 安保関連法を構成する改正PKO協力法では、自衛隊の武器使用権限を強化し、駆け付け警護や、一定地域の治安維持を担う「安全確保活動」が新たに認められた。これらはあくまで法律上可能なメニューで、実際に行うかどうかは政府がその都度判断する。

 南スーダンは自衛隊が現在、唯一参加しているPKOで、道路補修などの施設整備を行っている。内戦の末に独立した南スーダンには多くの武器が残るとみられ、「国連関係者が万が一強盗などに襲われた場合に備え、自衛隊に警護の権限を与えておく必要がある」(政府関係者)と判断した。現地の自衛隊の部隊は来年2月末で交代するが、引き続き部隊を派遣する場合、改めて閣議決定するPKOの実施計画に駆け付け警護を追加する方向だ。

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