訃報 W6NLK 

Tom W6NLKの奥様から、一昨日彼が逝去なさったとの知らせ。Tomとは昨年後半によく交信させて頂いていた。ブログでも紹介した。こちら

奥様の知らせのなかに、私には重たい言葉があった。私と交信するようになってから、他の方と交信することはなくなった、という。私の存在に対してお礼を言いたいと、ことあるごとに彼が交信のなかで言ってくださったことを思い出した。当時は、それは一種の外交辞令ではないかと思っていた。だが、どうそうではなかったらしい。私が価値のある特別な存在だったということではなく、彼の現状に関して、医療と、趣味を通して、同世代の人間としての関心を同じくしていたので、彼が私との交信を貴重なものと考えてくださったのだろう。決して私に何か優れたものがあったわけではない。

残念なことに、昨年末手術を受けてから、彼は徐々に弱って、二階の無線室に上ってゆくことができなくなってしまった。私も、メールで連絡を取らなければ、と思いつつ、この半年ほどご無沙汰をしてしまった。彼の苦しみ・・・それを端的に口に出す方ではなかったが・・・に対面することを、私が避けてしまっていたのではなかったか、とこころが痛む。

私の後悔の念など覆い尽くすように、彼はまだ見ぬ世界に旅立ってしまった。残されたご家族が感じるであろう空虚さに対して、天与の慰めがあることを祈りつつ、彼が、この世でのわずらいと苦痛から解放されたことを喜びたい。徐々に様々な機能が冒される病いと気丈に戦い、それと和解し、そして逝ってしまったTom。改めて、安らかに永遠の眠りにつかれることを祈りたい。

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