あめのおとのように 

今は亡きT先生の奥様が亡くなられたとの知らせが、ご子息からあった。

T先生は、無教会主義の独立伝道者。私たち家族全員がどれだけお世話になったことか。とくに母がご夫妻にお目にかかるのを楽しみにしていた。一度、奥様をお見舞いに、と思いつつ、果たせなかった。

ご主人のため、そして周囲の方々のために尽くして、生涯を過ごされた方だった。

逝去を知らせるはがきに、次の詩が引用されていた。

   雨の音が聞こえる 雨が降っていたのだ

   あめのおとのようにしずかに死んでゆこう

                      八木重吉



コメント

あめのおとのように

いつ来るかわからな「その時」に、このような気持ちで向かい合いたいと思いました。

仰られる通りですね。八木重吉は、世間に名を知られることなく、透徹した人生を送り、ひそやかに亡くなって行った詩人でした。彼ほど澄み切った生き方はできませんが、願わくば、ひそやかに後を濁すことなく、亡くなりたいものです。

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