助け合う精神 

朝早くというか、真夜中に目が覚めて、14メガでヨーロッパと二三局交信していた。Alan D4DJXが強力に入感。娘さんがいよいよ医学の勉強を始めるとうれしそうだった。医療制度は、いたるところで大きな変化に見舞われつつあるが、医師という仕事は一生をけけるのにふさわしい仕事だとエールを送っておいた。英国でも、NHSが民間化されるとか・・・。

閑話休題・・・二三日前、FOCのMLにGeo SV1AOWが、窮状を訴える発言を投稿した。ギリシャがご存知の通りの財政状況で、年金が大幅に減額され、さらに彼の収入源であったアパートの経営が思わしくない、リグが壊れ修理不能、activityの要求されるFOCのメンバーであり続けることは今のままでは難しい、どなたかリグを寄贈してくれるか、貸してはいただけないか、という内容だった。

Geoは、ヨーロッパでもかなり活発に運用してきた局で、バンドが開けるたびに、私にもよくコールをくれた局だった。

少しの間をおいて、まずDave W7AQKが、使っていないIC706があるから、差し上げたいとMLで発言した。それに引き続き、多くの方が、リグの送料を負担したいとか、別なリグを差し上げたいと発言した。Paypalで基金を募ろうという話まで出ていた。私も、その話に一枚乗らせて頂いた。

結局、エーゲ海のロードス島SV5に住むMort G2JLが不要のTS430を提供すると申し出たらしく、同じギリシャ国内の方が、関税などの問題が起きないので、その話をお受けしたいと、Geoが述べてこの話は落着することになった。資金面の援助の申し出は、ありがたいが必要ない、とのことだった。涙が出るほどうれしかった、と率直に語っていた。

人数限定のこのクラブでの人間関係の良さにまず感心させられた。Geoが日ごろ活発に無線に出ていたので、これほどの援助の申し出の輪が広がったということもあっただろう。クラブのなかでのお互いの関係の深さ、そして各個人の積極性が大切なのだと改めて思った。

先ほど、Daveから私信があった。彼が無線を始めようと思ったころ・・・1950年代後半か・・・先輩が、受信機BC348をタダで下さり、また送信機を作る部品を友人、先輩が提供してくれて、無事を始めることができた、それを思い起こして、無線機を提供しようと思った、と少し興奮して書いて寄こしたのである。無線が若い人々の趣味だったあの当時は、そうしたことがありふれたこととしてあったと改めて私自身のことも含めて思い出した。10代だった私のところをローカルの先輩が訪れ、当時高価だったメカフィルをお土産に持ってきてくださったがあった・・・このエピソードは以前記した。時代は変わったが、あの精神そのものはまだ生きているのだ。

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