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近況 

昨日、眼科を受診した帰り道、少し遠回りをして、以前仕事をしていたころ、帰途毎日のように通ったスーパーマーケットに寄ってみた。ところが、その駐車場は囲いがなされ、建物は真っ暗、看板も取り払われている。廃業したのだろう。今年になって一度買い物に寄っているので、この2,3週間の出来事だったのだろう。

あの大震災の際には、内部はだいぶ壊れたらしく数週間閉店していたが、その後復活した店だった。確かに客の入りはイマイチだったが、コンスタントに客はいたような気がする。患者やその親御さんとも良く行きかった場所だった。このスーパーマーケットで働いていた人たち、特に臨時雇いの方々はどうなったのだろう。昔患者だった子供たちが高校生になり何人もここでバイトをしていた。レジでてきぱきと仕事をする彼らを見るのはうれしかった。近くの別の店は、震災後閉店してしまった。ここで普段買い物をしていた高齢の方々はこれからどうなるのだろうか。数kmの範囲にはスーパーマーケットはない。それほど過疎の地域では決してないのだが、小売業がこの調子で廃業してしまうと、高齢者には生活しにくくなる。

この店の廃業は、世の中ではありふれた出来事の一つかもしれないが、私がかって毎夕のように通った店がなくなる、ということは、多少のショックだった。ここ以外にも、過去20年間にはいくつもひいきにしていた店が閉じている。少し大げさになるが、人生で物事の移ろいやすさを改めて感じる思いだった。だが、考えてみると、自分もその「移ろう存在」であり、ここからいつ失せることになるかも分からないわけだ。そう考えると、移ろいやすさは、まず自分自身にあるということかと、苦笑いせざるを得なかった。

帰り道のわきに、以前にもここに画像をアップした弁天塚古墳がある。きれいに下草がかられ、落葉した樹が数本小型の円形古墳を覆っていた。日差しはまるで春のようだった。ブラームスの弦楽五重奏曲1番や、バッハの管弦楽組曲2番等々を大音量でかけながら、この畑道を突っ走ったものだった。移ろうことと、その思い出と、どうも過去のことばかりだが、年齢のなせることなのだろう。仕方あるまい。

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明日は、ほぼ一年ぶりにピアノトリオの練習だ。

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