国会のインターネット中継 

安倍政権になってから、マスコミの政治に関する報道で顕著になったことがある。

国会論戦を報道する際に、まず野党議員の質問を簡単に紹介する。ただし、質問を表面的にしか紹介しない。また、多くの論点から一つに絞られることが多い。ついで与党、とくに安倍首相の答弁を流す。こちらに力点が置かれることが多い。特に、安倍首相の発言はその映像も流されることが多い。これは、政治報道の公平性に引っかからないのか、といつも思う。映像の効果は大きい。

野党議員の問題提起を省略するので、視聴者は問題の表層しか理解できない、さらにこちらがより重要だが、与党、安倍首相の答弁で問題が一件落着のような印象を与える。大多数が予定調和的な議論に聞こえてしまう。実際の論戦では、そのようなことは決してない。この予定調和的に聞こえる議論は、政権与党にとって有利である。これも政治的な中立性に反する。

また、与党大臣や、官僚の答弁、さらに安倍首相の答弁が、いかに問題点をゴマカシ、質疑の時間を浪費するものであるのか、が伝わらない。野党側がどれだけ勉強しているのか、していないか、各現場に足を運んでいるか、いないかも、マスコミ報道だけでは分からない。

マスコミ報道は、時間的制限があることもあるが、予定調和的な報道内容の現状では、結果として政権与党にすり寄ったものになっている。

我々はどうすべきなのか。国会審議をマスコミ報道を通さずに、直接観ることだ。テレビ(NHK)の国会中継がある。だが、ときに中継されないこともある。また、最後まで中継されぬこともある。私は、できるだけ録画し見るようにしている。テレビが最近面白くないと思っている方には特にお勧めだ。政治が身近になる。あの質疑応答で、何が真実かがかなり見えてくる。

テレビに録画するのは面倒だという方は、衆議院・参議院インターネット中継のビデオが聴取できるようになっている。衆議院参議院。予算委員会は、必視聴である。

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