防衛大臣は武器輸出のセールスマンか? 

何故防衛大臣が、潜水艦セールスに失敗して残念なのかが良く分からない。彼の本分は、我が国の防衛なのではないか。

2014年に現政権が、それまでの武器輸出原則禁止の原則をとっぱらい、例外を除き武器輸出ができるようにした。「防衛装備移転三原則」がそれだ。武器の開発コストを下げるためという理由づけだったが、結局、軍需産業を伸ばし利益を得ること、それに「戦争をする普通の国」に我が国をすることが、本音の目的なのだろう。

以前にも記したが、兵器産業は国防に関わるために、その内容は秘密にされる。貿易も秘密にされることが多いだろう。実際、開発途上国への兵器の売り込みを、ODAがらみで行おうとしている。その実態は、秘密だ。こうした秘密の背後では、必ず腐敗が起きる。特に、開発途上国への武器輸出では、キックバックがあらゆる形で行われる。それは秘密のベールに隠される。そして、輸出された武器は、裏の武器市場を通して、テロリスト等が入手する可能性もある。場合によっては、海外に派遣された自衛隊員、または在外邦人がその武器によって、殺傷されることにもなる。中東等への武器輸出が増えれば、我が国がテロの直接のターゲットになることもありうる。これは想像の話ではなく、近現代の歴史が示していることだ。

防衛大臣が、武器のセールスマンのような感想を呑気に語っている状況ではないように思うのだが・・・。


以下、引用~~~


潜水艦受注、中谷防衛相「選ばれず大変残念」
2016年4月26日(火)13時59分配信 TBS

 日本が受注を目指してきたオーストラリアの次期潜水艦は、フランスが受注することになりました。日本政府の反応です。
 「今般、選ばれなかったことについて、大変残念に思っております」(中谷 元 防衛相)

 中谷防衛大臣はこのように述べた上で、選ばれなかった理由について、オーストラリア政府に説明を求め、今後の業務に反映させたいとしています。

 今回の潜水艦の共同開発は新しい「防衛装備移転三原則」に基づく初めての大型案件で、政府は、売り込み方など戦略の練り直しを迫られる結果となりました。(26日13:27)

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