ファシズムへの傾斜を憂う友人 

今朝、どうも磁気嵐らしく、7、14、21を行ったり来たりしたが、誰からも呼ばれず、またあまり聞こえず。しかし、8時過ぎに、14で北米東海岸に突然開き始めた。Steve WX2Sから呼ばれた。彼は、Facebookで私の信号を7メガで聴いたと最近報告してくれた人物。朝、出勤前だったので呼べなかったが、次回は呼ぶとの約束を果たせた、と言って喜んでいた。奥様が帰る前に、夕食の支度だそうだ。彼は、たしかバーチカル一本でやっているはずなので、CONDXはまずまず。彼と終えて、1,2分たったところで、Bud AA3Bに呼ばれた。彼は言わずと知れたコンテスター。通常、ウィークデイには無線はしないのだが、奥様が出かけていないので、出てきた由。束の間の独身を楽しむようにと言ったら、受けていた。と、まるでゼロの成果ではなかったが、ハイバンドはやはり寂しい。

昨日夕方から夜にかけての7は、かなり良く開けていた。東海岸までは無理だが、北米中部までは良く聞こえた。CQに対して応答がなく少し疲れてきたところ、夕方5時過ぎに、和文の交信をしているJAの真上でBob W7BVがCQを出し始めた。少し上に誘導し交信。夜9時には寝るのだが、4、5時間で目が覚めてしまう、老人の問題だと言って、彼は笑っていた。最近の大統領選挙の候補者について、困ったことだ、とコメントがあった。トランプは、ファシストだ、と。彼が政治的な話題を持ち出すことはこれまでほとんどなかったので、驚いた。Bobは、大学教授を務めたインテリなので、現在の状況が良く分かっているのだろう。

彼の議論に対して、私も、トランプを支持している層は、トランプが大統領になったら、困ることになるはずだ、と申し上げた。トランプは、経済政策では基本的に新自由主義的な立場に立つはずで、それは国民の中間層、労働者を搾取するはずだからだ。我が国でも似た状況にある。憲法を改変しようという勢力が力をましている。彼らは、戦前の政治体制に日本を戻そうとしている。改憲しようとしている彼らは、主に、当時の支配階級だった人々の末裔であり、戦争直前、戦争中の我が国の体制がベストであると信じ込んでいる。だが、その体制になった日には、国民の基本的人権はなくなり、国民は戦争に駆り出されることになる、ということだ。そのようなことを申し上げた。それは米国にとっても、良いことではないだろう、と。この改憲の動きに注目していってもらいたいものだ。

トランプが、大統領になることはまずないはずだが、彼が大統領候補で善戦した背後に二つの問題を残すのではないだろうか。一つは、今後共和党が一枚岩ではありえないこと。支配層への反感が強く残り、主に共和党は分裂する可能性があり、それによって、穏健保守が米国政治の表に立つことができなくなる可能性がある。もう一つは、トランプのようなファシズムに親和性のある政治家が、国政の主導権を握る可能性が出てきたということ。これは、我が国でも同じだ。政治への不満、漠然として不安感が、国民に一見迎合するファシストに政治の主導権を与える可能性がある。

Bobのように私と同じように感じ、考える友人が存在することを、無線を通して知ることは、心強いことだ。

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