Tony G4LFU 

例によって、早朝覚醒。14メガを聞くと、ヨーロッパがそこそこ入っていた。東ヨーロッパ勢と味気ない交信をいくつか済ませ、今日もこれでお開きかなと思う頃、Tony G4LFUが強力な信号で呼んでくれた。

彼のリグは、自作だそうで、qrz.comでその画像を見ると、LCDディスプレーのついた既製品かと見まごうばかりのリグだ。当然、CPUによってコントロールされているのだろう。アンテナはHEX。少し短点の短めのキーイング。キーヤーも新しいものだそうだ。

英国のEUからの離脱を問う投票に行ったか、尋ねた。もちろん、との返事。離脱に賛成する投票をした由。1975年のEU(当時はまだEUではなく、前身だった)加盟の投票には賛成票を投じたのだけれど、現在の状況では、EUに留まることはよくないと判断した、とのこと。ヨーロッパ諸国とFEDERALな関係になるべきだろう、とのことだ。奥様が、入国関連事例を扱う裁判所で判事をしているのだが、彼女が、自らの選びようがない法律で縛られているのは理不尽だと思う、とのこと。やはり大陸からの難民流入の問題が、離脱に票を投じた背景にはあるのだろう。あちらの時間の朝には、結果が判明しているだろうが、今夜は眠れそうにない、と言って笑っていた。

私の余暇の過ごし方、仕事を止めたのかということなども、話の合間に尋ねてくれたので、家事分担などについての話題でも盛り上がった。

そのFEDERALな関係を築くとして、関税障壁はどうなるのか。人間の移動だけを制限し、経済的な一体性を保つことを志向するのかという点を尋ねたいところだったが、時間切れ。グレーラインを超えたのだろう、すこしずつ信号が落ちてきた。そこで、再会を約して別れた。45分間程度の交信。英国相手としては長い部類だ。

政治的な話題になると、結構自説に固執することが、自分も含めて多く、かつ議論には基礎的な知識が必要になり難しいのだが、マスコミを通してではなく、現地に住む一個人の見解を伺えるのは、無線の面白さの一つだ。もっと勉強して、活発な議論を展開したいところだ。最近、武器輸出の問題についての本を読んでいる。英国のBAEという武器製造会社が、とくにサウジアラビアと賄賂の横行する汚れた取引を行っていることをその本から知った。サウジアラビアの状況は、マスコミからあまり流れてこないが、封建制のひどい体制らしい。この話題には、BAEのみならず英国政府にも批判的にならざるをえないわけだが、これを持ち出して、果たして落ち着いた議論ができるだろうか・・・。

彼はFOCのもっとも新しいメンバーの一人の様子。FOCは、コンテスト・アワード志向が強いグループになりつつあるが、それでもこうした人物がメンバーになる深さがある。

コメント

シニア世代は離脱派、ヤング世代は残留派みたいな報道があるので、勢いオンエアでは前者が支配的かもしれませんね。14のSKEDでDaivd/G3KMGに尋ねたかったですが、コンディションが悪すぎて何も聞こえません。

Re: タイトルなし

世代、教育水準、都市部と非都市部、いろいろなファクターで、二分されたようですが・・・離脱派(の大部分)は、そのような状況になるのかよくわかっていないのではないのでしょうか。EUができるまでの道のりを考えると、EUが簡単にはつぶれるとは思えませんが、EUが官僚的になっているとか、ドイツの一人勝ちの状態であるとかといった表層の問題以外に、国内外で、人々を離反させる世界史的な出来事が進行している、この問題もその一つの現れであるような気がしてなりません。そのあたりも彼に尋ねてみたかったのですが・・・。彼はEUの連邦制への移行が望ましいという考えのようですが、EU側では自らの結束のために英国には厳しい態度で出るようですね。英国のハムとも、もう少し突っ込んだ話がしたいのですが、私自身、今回の離脱問題について基本的な理解がまだ不十分なことを感じます。気心の知れた方だったら、思いついたことをどんどん尋ねることができるでしょう。ぜひG3KMGに尋ねてみてください。・・・で、無線やっているのですか 笑。

ワッチこそすべて、です、最近は、Hi

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