高齢者の非正規雇用増加 

政府が20兆円の景気対策をすると報じられている。すさまじい額だ。需要減による景気後退を、一過性の景気対策で一時的に軽減させようということなのだろう。この後に来るのは、国の借金の増大、さらに最終的には、悪性のインフレだろう。

その事態に備えて、高齢者は仕事を続ける。参院選の間、安倍首相が、雇用が100万人増えたと自慢げに述べていたのは、実は、高齢者の非正規雇用が増えていることを反映したのに過ぎない。こちら。問題の本質は、高齢者が仕事を続けなければならない事態だ。

高齢者といえども健康であって労働意欲があるのであれば、働き続けるのも良いだろう。労働人口が減少する社会になっていることからも、そうした高齢者の労働は、望ましいと言えるのかもしれない。

だが、やがて医療介護が必要になる高齢者にとって、待ち構える医療介護の窮乏化ないし二極化は凄まじい。ちょっとしたたくわえでは、まともな医療介護が受けられない社会がすぐそこだ・・・いや、すでに到来していると考えてよい。入院病床が減らされ在宅医療が推し進められているために、老々在宅介護がごくありふれたことになる。老々在宅介護の家庭では、たとえ非正規雇用であっても労働し、収入をえることはできない。

アベノミクスという名の以前から使い古された景気刺激策は、あったとしても一過性の効果しかない。それによって、結局社会保障の切り捨てが行われる。将来、悪性のインフレになる可能性も大きい。多くの高齢者は、一生働き続けなければならなくなる

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