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毎日新聞 自己弁護座談会 

毎日新聞の最近の社内座談会記事から・・・

河野俊史・東京本社編集局次長 取材班に届いた反響のうち、毎日新聞の医療報道を批判するものは2割程度でした。医師の個人責任を問うことへの反発など、医療界の人からのものが多かったです。

医師の個人責任を問う積りだったことを、図らずも明言している。

 砂間デスク 大淀病院に関する医師からの意見はメールで100通前後です。医療体制の不備を指摘した記事への共感とともに、記者個人に対するものも含めて組織的と見られる批判がかなり寄せられました。主な内容は医師を個人攻撃するような表現で不適切ではないか、「医療クライシス」と報道姿勢が違う、医療の専門知識がないのに書くなというものなどでした。医療従事者専用サイトを通じての怒りが多いのも特徴でした。

元の記事は、医療体制の不備を突くものでは決してなかった。もしそうだというなら、元記事を掲載して、どこがそうなのか明らかにしてもらいたい。「表現」の問題ではなく、「事実」の問題なのだ。専門知識の有無が問題なのではない。医師は、故意に事実を捻じ曲げて報道したことを批判しているのだ。医療従事者専用サイトを通じての怒りとは一体何のことだ。医師のサイトでは、この事件報道に最初に接したときに、まず良く分からぬというのが大方の医師の反応だった。しかし、現場の情報が、マスコミ以外のソースから出てくるにつれて、毎日新聞の報道に意図的な誤報があることが判明し、それで同新聞への批判の声が上がったのだ。我々は、事実に立脚して批判している。それに対する、釈明なり、誤報への謝罪なりが全くない。それをしないでおいて、如何に医療崩壊を報道しようが、我々は信用しない。

 吉永委員 私にも批判された経験があるが、たいていの医師は「専門家でないくせに」「ろくに知りもしない記者が」という意識を持っている。脳外科と精神医療の取材が多かったが、臨床現場へ入る前に3カ月勉強させられたこともある。「専門家でない」という反応は当然あるという前提で取材を進めるべきだと思う。

大淀事件については、上記の通り。専門家でないと分からぬことがあるのは、事実。3ヶ月の勉強でうだうだ言うな。専門知識は、専門家とそうでない人々の間で、同列で共有することはありえないのは、当然のことだ。それを、2,3ヶ月勉強しただけで、専門家と同列になって議論が出来るというのは、僭越も甚だしい。マスコミの人間は、この誤った万能感で誤りを犯す。

 柳田委員 専門性のない記者が先走るなという批判はどんな分野でも起こり得るが、専門家が記者になって、いい記事が書けるかどうかは別問題だ。福島と奈良のケースでは、医師側の反応が全く違う。医師が逮捕された福島の医療界では、マスコミ批判より警察批判が強かった。一方、奈良では警察が立件を見送り、マスコミの中でも特に毎日新聞が攻撃された。その時々の状況や雰囲気で不満をぶつける対象が変わるのだから、今回の批判は、背景にあるもの、医師たちがどういう理由で揺れ動いているのかを考える材料として見るべきだろう。

その通り!

 高村氏 医療関係者からの反響は総読者数を考えると少ない。驚いたのは支局の若い記者が個人名を挙げられ、非難されていることだ。意見を無視しろとは言わないが、逆にものすごく重大に受け取る必要はないと思う。賛成にしろ反対にしろ、インターネットを通じて自分の意見を簡単に、しかも過激な形で表明できる社会になった。ただ大多数の読者は、記事の一部は分かるけど、残りは分からないだとか、ここまでは賛成で、ここからは違うとか、もっと複雑な判断をしていると思う。特定の先鋭的な批判は、こういう意見もあるのだろうという程度の受け止め方でいいのではないか。新聞記者であれ、私のような物書きであれ、自分の立場で表現するのだから、すべての人の意見に合い、満足させるものは書けない。ある程度の意見の違いがあることを前提に、それぞれの記者たちが取材に回ればいい。今回の取材班も基本的なスタンスとして、十分なことをしていると思う。

この方は、問題が全く理解できていない。この前の座談会記事でもピントはずれの意見を述べていた。繰り返すが、「表現」の問題ではない。問題は「事実認識」なのだ。

 司会 今後の「医療クライシス」では、取材班が具体的な提言もしていく方針です。社会はどこまでを医療に求めるのか、医療ミスのとらえ方の問題、患者と医療側の間に立つ第三者機関の必要性など、記者たちはこれまでも問題意識を持って取材してきましたが、皆さんのご指摘を生かし、さらに充実した企画にしていきたいと思います。

問題意識をもって欲しいのは、記者諸君の見識・知識の方なのだが・・・繰り返す、意図的な誤報を訂正し、謝罪せよ。

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