オリンピックは根本的な再検討が必要なのではないだろうか 

リオ五輪での様々な競技に、応援し、感動している・・・今日未明のバドミントン女子ダブルスが集中して戦っておられたのに、感動だった。他の競技もすばらしい・・・。

・・・のだが、この巨大化したオリンピックには、なんとなくうさん臭さのようなものを感じる。もちろん、競技者たちの問題ではない。この国際的なイベントを、誘致し運営している連中に対してである。

2020年の東京五輪誘致に際して、電通が深くかかわり、裏金をばら撒いたらしいというニュースがあったが、その後尻すぼみで何も報じられない。どうも電通が巨利をむさぼっていることは事実らしい。また、当初3000億円の費用負担と言われていたが、それが6倍の1兆8千億円にまで膨らんだというニュースもたびたび流れてくるが、本質的な点にまで突っ込んだ報道はない。どうも、誘致に際して、五輪の費用負担について、東京都民、日本国民に対して説明するためのコストと、実際の必要コストとに大きな差がある、ということが実情のようだ。組織委員会会長の森氏が、当初の予算を大幅に超えると言っている。五輪にかかるコストが当初言われていた額よりも大幅に超えることは確実のようだ。

誘致活動の際に、五輪のコストに赤字が出たら、都と国が際限なく補てんすると言明していた。結局、誘致主体の東京都の都民が一番の負担を負うことになる。東京都の高齢化とそれに対する対策がかなり厳しい状況にあることは周知のことだ。五輪にかけるコストを、そちらに幾分かでも回すべきなのではないか。ましてや、五輪に群がる利権集団に金をバラマキ、社会保障に穴が開くようでは元も子もないのではないか。五輪という華やかな催しの陰で、不当な利権をむさぼる連中の暗躍を許してはならない。

何しろ、五輪は、それを運営し、その周辺で利権を得るものには、堪えられぬほど甘い汁のイベントになっているらしい。五輪の在り方自体も再検討する必要がある。

以下、ノールウェイが冬季五輪誘致から撤退した事情を報じるニュース。呆れてものが言えない。これを壮大な規模にした利権集団が、五輪の周辺に蠢ているのだろう。

ニューズウィーク誌より引用~~~

オスロ五輪招致撤退はIOCの接待要求のせい
The IOC Demands Pushed Norway Out of Winter Olympic Bidding
聞きしに勝るIOCの「たかり体質」にあきれ、冬季五輪から逃げ出したオスロ
2014年10月10日(金)13時02分
ベン・マティスリリー

 22年冬季五輪の招致レースから、ノルウェーのオスロが撤退した。理由は、大会後に無用の長物になる競技場に巨費を投じるのがばからしくなったから。さらに、IOC(国際オリンピック委員会)が、いかさま貴族の腐敗組織と分かったからだ。

 ノルウェー国民が半ばあきれ、半ば憤慨したのが、五輪開催中に必要とされた豪華接待。その内容を地元ベルデンスガング紙の記事から抜粋すると──。

■IOC委員は開会式前に国王と面会。式後のパーティー費用はノルウェー王室かノルウェーの組織委員会が持つ。

■公道に委員専用車線を設ける。

■各委員のホテルの部屋に組織委員長とホテル支配人の挨拶状と、季節の果物と菓子を届ける(2月のオスロで季節の果物を見つけるのは至難の業だが)。

■ホテルのバーは営業時間を夜遅くまで延長。ミニバーにはコカ・コーラ社の飲料を置く。

■空港でIOC会長の歓迎レセプションを行う。空港には委員専用の出入り口を設ける。

■開閉会式には各種アルコールを準備し、競技期間中は会場のラウンジにワインとビールを。

■委員のホテル出迎えは笑顔で。

■会議室の温度は常時20度に。

■会場のラウンジに温かい食事を用意し、メニューは定期的に入れ替える。

 オスロの撤退に対してIOCはこんな声明を発表した。「冬季競技の熱心なファンであるノルウェー国民にも、自国で記録を達成する機会を逃すノルウェー選手にも、残念な決定だ」

 悲しい。実に悲しい。

© 2014, Slate

[2014年10月14日号掲載]

コメント

2020東京では

2020東京ではIOC委員各位にはどうぞ勝手に来て自由に行動を
してください。何処でもお好きなホテルにお泊りください。
すべてご自分のポケットマネーでやってください。
東京では電車も地下鉄もタクシーもたくさん走っていますのでお好き
なのをどうぞ!お金を出せば飲み物も食べ物も世界中にあるのは大概
そろっていますからご自由に!と招待状に書くべきです。
森のジイさんではダメだろうなぁ~

Re: 2020東京では

総経費が2兆円ほどに膨れ上がるらしいですから、そこに群がる利権集団の得る利益は我々の想像をはるかに超えた額になることでしょう。オリンピックに関する情報は、利権集団の一つ、電通が握るらしいので、なかなかそうした利権構造は明らかにならないかもしれません。でも、我々が注意していないと、やりたい放題をするのではないでしょうか。

オリンピック後の景気のリバウンド、それに進展する高齢化、オリンピックを過ぎたとたんに悲惨なことになる予感がします。

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