スプリアス確認保証というバカげた制度 

JARDが、来月からスプリアス確認保証なる事業を始めるらしい。JARDがITUの新たなスプリアスエミッション基準に適合すると確認したアマチュア無線機種を「書類上」新たに保証認定するということらしい。一台目が2500円、二台目以降が1000円らしい。すでに保証認定を受けていても、ある時期よりも前に製造された機種では、保証認定の受けなおしが要求される。

お笑いである。

保証認定という制度自体が意味がない。なぜ書類上で機器の性能を保証できるのか。実測しなければダメではないか。国際的な標準からすれば、ITUの新基準を機械的に当てはめるのではなく、ほかの通信に障害を及ぼした時点で対応すればよい話だ。ITUもスプリアス強度ではなく、スプリアスによる他通信への障害を防ぐことを、新たな規制の目的に挙げている。それを、書類上の保証という訳の分からぬことを続け、さらにこの新規制により、新たな保証を受けろというのは言語道断。

要するに、これは、ITUの新規制を良いことに、天下り先に一儲けさせようという魂胆であることがミエミエなのだ。

その証拠に、保証認定にはバーゲンセールをする、という。二台目から大幅な値引きである。意味があるかどうか大いに疑問だが、この保証認定という手続きが真に公的な認証であるならば、なぜバーゲンセールをするのだ。スーパーの大安売りではない。この保証認定という書類上の手続きが、本質的に何も意味しないことを、JARD自らが明かしていることに他ならない。

おそらく、この新たな保証認定で、JARD等は、数億円以上の儲けを得ることになる。我々アマチュア無線家は、ボラれているわけだ。

だが、長い目で考えると、若いニューカマーの方々は、このようなバカげた制度に愛想をつかすことだろう。また、多数を占める、高齢化したハムも、これを機会に免許をリニューアルしないケースが増えるのではないだろうか。アマチュア無線の興隆をはかるべき、JARDがその衰退に拍車をかける。タコが自分の足を食う構図だ。行政当局もJARDもアマチュア無線のことをこれぽっちも考えていない。

そして、最大の問題はJARLだ。なぜこのようにバカげた制度を諾々と受け入れるのか。JARLの幹部は一体何を考えているのだろうか。これを機会に、むしろ包括免許制度を実現するように強力に働きかけるべきではないか。天下り団体への利益誘導に協調していては、アマチュア無線は衰退するばかりだ。それはJARLの自殺行為である。

天下り団体のためだけを考えた、これほどバカげた制度により、天下り団体に金を上納することは、無意味であるばかりでなく、反社会的ですらある。

コメント

そのJARDですが

そのJARDですが役員をご存知ですか?
天下り役人もいますが大半が元JARL理事です。ここはJARLと違って
有給ですからたまりません!
足腰の立たない元理事まで高給を貰っているんです。
今のJARL理事連中もそこを狙っているんですからもう手出しは出来ません。

原元会長も居座っているのでしょうか。その元理事たちがJARDで有給の職にあるとすると、最悪ですね。

でも、行政が、JARLの元理事たちのやりたい放題を放置するわけがありません。最終的には、いや、今の時点でも、大きな天下り先になっているはずです。

お主も悪よのう、とお互いに言い合っているのでしょう。

それに対する、反発がアマチュア無線家、JARL会員の側からあまり起きない。ということは、もうアマチュア無線も先が長くないということでしょうか。

一応、JARLには抗議をしておきます。なしのつぶてですが、抗議しないでいるよりはましかと思います。

こうした官僚制度の悪弊が日本をダメにしますね。

現・JARL会長も理事

現・JARL会長も理事ですからいくらJARLに言っても無駄でしょう。
第一、現JARLではJARDの古手役員の前ではな~んにもいえません!

なるほど、ではJARLから脱会する運動しかなさそうですね。

私は、一応、反対の意思表明はJARLに対して行います。最初からあきらめていたら、何も変わりません。

JARL会員割引

初めまして。
「スプリアス確認保証手続きガイド 」の料金体系を見て唖然としたのが特例のJARL会員割引です。どう解釈したものか。

Re: JARL会員割引

保証認定というシステム自体がうさん臭い代物ですが・・・それをいったん認めるとして、今回の保証認定の費用をどう算定しているのか、ですね。代表する機器の実測の費用と、事務手続き費用だけでしょうが、きちんと積算して料金を決めていないことがバレバレです。

JARL会員には「おいしい思い」をさせてあげて、我々JARL会員を丸め込もうという算段なのでしょうが、この料金体系が極めてずさんであることの証ですね。なぜJARLとは関係のないJARDがJARL会員割引などという意味不明の料金体系にするのでしょうか。

デパートの大売り出しではないのだから、会員価格なぞ滅茶苦茶です。非会員は、この点だけでも怒ってよいはずです。非会員は、特にボラれているわけですから。JARLは、会員価格を設定することで、会員を増やせると読んでいるのでしょうか。読みが甘いとつくづく思います。

アマチュア無線を長い間私物化してきた、原元会長のやり方を踏襲し、利権に与ろうとする方々のやり方が良く見えてきました。おそらく、行政からこのやり方にお墨付きをもらうために、行政へも何らかの利権の付け届けも忘れないでやっているのでしょう。

残念ながら、JARLが、我々アマチュア無線家の敵であることがよく分かりました。

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