スプリアス保証認定の可笑しさ 

どう考えてもおかしい。

新スプリアス基準のための新たな保証制度。保証認定という制度自体が、何をどうやって誰が誰のために保証するのか分からない、世界的に見ても他にない制度であり、要するに、天下り組織のために我々が支払わせられる「しょば代」に過ぎない。

過去のJARLが、こうした歪な制度を行政と一緒になって生み出してきた。この調子では、アマチュア無線が衰退しきるまで、連中はアマチュア無線家から簒奪する積りだ。

アマチュア無線が自己研さんをする趣味だというのに、こんな保証認定があったら、リグの自作もおちおちできない。作ったとしても、電波を出せない、ということになる。

今回のスプリアス保証で笑ってしまうのでは、二台目からの割引、JARL会員への割引があるということだ。アマチュア無線局の免許にかかわるこうした事業で、「割引」などということがあっても良いのか。大幅な割引をするということは、保証料金の算定根拠が何もないことを意味する。保証という制度自体が歪な制度で本来あってはならないのだが、それを一旦認めるとして、料金は、スプリアス実測の手数、事務手続きの手数などから積算し、適正な料金にすべきなのだ。本来は、大幅に低いはず。

なぜスーパーの大安売りのようなことをしてまで、スプリアス保証を行おうとしているのか。一つには、天下り団体でありJARL理事の横滑り団体であるJARDに金銭的な利益を上げさせるためだ。JA6RIL岡崎氏に教えて頂いた通り、JARDの理事・評議員には、JARLの役員を経た者が多い。そして、彼らは有給である。JARLとJARDが一緒になって、この「しょば代」稼ぎに精を出すのは分かりすぎる構図である。

JARDの予算・収支報告は、ブラックボックスだ。どれほどが人件費に用いられているのか、外からは分からない。また、3億円という事業経費以外に、7千万円の「投資」を彼らは行っている。このような準公的な事業を行う法人が、「投資」を行って良いものだろうか。原元JARL会長が、JARLからJARDに持ち出した資金を、JARLに返却すべきではないのか。

スプリアス保証認証の割引は、JARL会員を懐柔するためでもあるのだろう。JARL会員数は、すでに6万人台まで減少している。この新たな保証認定を受けるのを忌避して、アマチュア無線を辞める高齢のハムが続出するのではないか。また、当然のことながら、この制度を批判する会員も出るのではないか。それを、抑え込むために、このような懐柔策を考え出したのではないだろうか。いわば、JARDの金儲けのお裾分けである。準公的な事業において、その対象者を差別的に扱うことは、法の下の平等原則に違反している。JARL非会員はとりわけこの制度を批判すべきなのだ。

JARDの幹部には、この制度によっておそらく億円単位の金が転がり込む。7千万円の「投資」の追加資金にするのだろうか。JARDは、労働集約的な組織だ。この余剰資金は、投資か人件費に回ることになる

JARD・行政はもちろんのこと、JARLもアマチュア無線の将来を何も考えていないことが、この件で明らかになった。

コメント

かくなる上は・・・

もうJARDなどの天下り団体やJARLなど糞喰らえと言う事でスプリアスも
型式認定も知ったこっちゃね~で自作リグだろうが旧式リグだろうが
ジャンジャン使用すればよい。
もし使い用もない粗悪な送信機だったら交信相手も文句を言うだろうし、
相手をしてくれる者もいなくなる。そうなりゃ電監も手に負えない状態で
世界中のハムの顰蹙を買うこと請け合い。
古いリグを使いこなせないハムは自然に淘汰される、と同時に天下りや
横滑りの輩もいなくなる。
総務省の連中も美味しい場所が無いとなれば包括認定でも仕方ないと考え
るか又は頭の良い奴だから違った方法も考えてくるかも?
まぁ~そんなことをやっている内にハム自体が無くなるだろう。

現実には、そうなる可能性も多分にありますが・・・車のスピード違反と同じで、時々みせしめのように「スプリアス保証」を受けていないリグでの運用を当局は摘発するようになるでしょう。ハム同士の密告が横行することになる。本音と建て前の乖離を、これ以上許しておいてはいけません。その乖離を新たな利権の元にするのが彼らのやり方ですから。

アマチュア無線家が、一斉に、この新たな保証制度をボイコットすればよいのですが、大半は諾々と従うような気配です。これではダメなのですがね・・・。これで、外国の局にわが国の免許制度について説明するのがますます大変になります。新スプリアス基準で、規制がさらにかかり、JARLの元理事、天下り役人の利権になる、などと説明すること自体が恥ずかしいことです。先進国ではこのようなことはないでしょう。

ネットで検索すると自作している人達が少し言っているだけでその他多数は関係なしと言う感じです。また、TS-520などで電波を出している人はこんな制度が作られようとしているのも知らないのも現状です。無関心な人が多いので、結局なんでもありになるのではないでしょうか? JARD定款をみるともっともらしいことが書いてありますが、結局は講習会(年間16K人程度)収入では足りないのか新スプリアス規定で補おうとしているように見えますね?  

Re: タイトルなし

外国の局に説明しても呆れられるだけですね。そもそも、「書面上の保証認定」という制度が理解しがたいようです。

JARDは、財務を公開していないので、何で収入を得て、どれだけ何に使っているか分かりません。「投資」に7千万円割いているということからすると、財務状況が厳しいとは考えにくいのではないでしょうか・・・確かに赤字を計上していますが・・・財務内容を公表してくれないと何とも言えません。準公的な業務を行っているわけで、財務内容を公開することはJARDの義務でしょう。一番の稼ぎは、保証認定ではないですか。何しろ、何も元でがかからず、事務員一人か二人だけで回しているのでしょうから、これほどうまい商売はありません。保証といっても、何に対して誰が保証するのかも明らかでない、ただただ事務的な書類上の手続きです。リスクを負うわけでもない。ぼろ儲けの阿漕な商売です。

こうした矛盾だらけの制度に対して、何も言わないわが国のアマチュア無線家たち、アマチュア無線が滅びるまで、甘い汁を吸い上げられるのでしょうかね。

まじめな話、無線を辞めようかと最近思い始めました。アマチュア無線をちゃんとした形で次の世代に伝えたいのですが、現状では、自然の衰退に加えて、JARL・JARD・行政が寄ってたかって、衰退に拍車をかけているという状況ですね。

 わたしの“FT-857M”は旧スプリアス機でして、先のJARD調査で測定してもらったところ、VUHFで不適合。それも限度値-60dBc以下に対し減衰値が-50数dBcという誤差の範囲という結果でしたが、全体としての判定は「不適合」でした。

 試しに、この書類を添え、不適合のバンド&モードを削って、総通に変更申請したところ「こういう変更は認められない」ということでした。このままでも平成34年までは使えます。

 ところが、面白いことに、hamlife.jpに載っている保証認定機器リスト(JARD公式Webでは未発表)には、私のFT-857Mの技適番号も「合格」として入っています。たまたま私のが運悪く不合格だったのか・・全容が発表されない限りわかりません。

 モービル用ですし、現状でもあと6年使えるので2,500円払う気はないのですが、妙な制度の実験材料としてやってみるか・・とも思っています。

Re: タイトルなし

う~~ん、という結果ですね。その誤差範囲のスプリアスで使えないとすることと、JARD・TSSの対応の違い。

この新たな保証認定自体がどうも胡散臭いです。

米国、ドイツ、シンガポールのハムに確認したところ、このような規制が新たに導入されるということはないようです。どうも、日本独自の規制です。

JARLの元役員が、多数JARDの理事・評議員になっていること、免許制度に関わる事項の決定と、それによって利益を得る組織が、同一であることは、自らへの利益誘導であり、免許制度に関わる組織が行ってはならないように思えます。

ハムフェアではありがとうございました。

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