「国のために血を流せ!} 

自衛隊では、昨今、海外派遣に関するアンケートが実施されているそうだ。選択肢は三つ。

海外派遣を積極的に受け入れる、上司からの命令であれば受け入れる、拒否する。

拒否すると答えた場合は、上司から強力な説得を受ける、おそらく恫喝されるのではあるまいか。で、結局は、海外派遣を受け入れることになる、という話だ。

安保法制という名の戦争法制の最初の適用として、南スーダンで駆けつけ警護という呼び名の内戦への参画が自衛隊に命令される。戦死者が出るのは、必定である。その際に、上記のアンケートによって、本人の自由意志で南スーダンに赴いたと、自衛隊・防衛相は主張するのだろう。

現防衛大臣は、このような思想の持主である。国旗が美しぃ、国のためには血を流せと絶叫する姿は、いささかカルトじみている。彼女の考えは、国家が優先されるべきであり、我々は国家のために命を投げ出せ、という戦前の思想である。

自民党の改憲草案も、国家が個人に優先するという思想で貫かれている。我々は、戦後70年間、そうした思想と対極の憲法のもと平和に過ごしてきた。これだけ長い間、戦争に直接かかわらないで済んだ時代は、わが国の近現代史にない。だが、彼らは時代を逆行させようとしている。自衛隊員に対して行われる踏み絵のようなアンケート、結論は答える前に出ているアンケートが、国民一人一人に突き付けられることが現実になる。

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