稲田防衛大臣の南スーダン訪問 

稲田防衛大臣は、白紙領収書問題から逃げ出すように、南スーダンに向かった。数時間の滞在だったと言われている。

安保法制に基づき「駆けつけ警護」等の業務を命令するための、形式的な下準備なのだろう。

繰り返しこのブログで記しているが、南スーダンは、7月以降数百人規模の犠牲者が出ている。実質、内戦状態だ。だが、政府はそれを認めない。PKO派遣の原則に触れるからだ。

自衛隊は、内戦で政府、反政府何れかに加担することになる。攻撃の対象とされ、また現地の人々に銃口を向けることになる。これのどこが、自衛のための行動なのか。

政府は、自衛隊に犠牲者が出ることは織り込み済みだ。安倍首相が国会で自衛隊へ拍手を送るという、これまでにない行動に出た。あれは、戦死者が出たときに、国を挙げて、戦死者をほめたたえる準備なのだ。戦前、戦死すると靖国神社に祀られるとして、国民を戦場に送り出したメンタリティにつながる。

稲田防衛大臣の訓示は一体何なのか。「変化する環境に対応すべく創造の精神をもって任務を遂行する」という精神論。自衛隊の第一線に、重症の負傷者に対応する隊員を養成配置すること、そのための設備を整えることが、防衛大臣の役目ではないのか。実際は、そうした対応が欠けている。重症の負傷者が、第一線で出たら、対応できない。この防衛大臣は、国旗が美しいと感に入ったように絶叫する。このメンタリティも、戦前の似非精神主義に連なるものだ。陰では、白紙領収書で政治資金を私物化し、また家族名義で軍事企業に大きな投資をしている。腐っている。

どれだけの犠牲者が出て初めて、国民は覚醒するのだろうか。

以下、引用~~~

南スーダンPKO、稲田氏が視察…新任務判断へ

2016年10月09日 13時48分 読売新聞
 【ジュバ=石田浩之】稲田防衛相は8日、南スーダンの首都ジュバを訪問し、国連平和維持活動(PKO)に従事する陸上自衛隊の活動現場を視察した。

 政府は今回の視察を踏まえ、11月に派遣する部隊に安全保障関連法で可能になった「駆けつけ警護」と「宿営地の共同防護」の新任務を付与するかどうか、近く判断する。

 稲田氏は8日、ジュバの部隊の宿営地や活動地区を視察。隊員への訓示で「安全確保に細心の注意を払い、変化する環境に対応すべく創造の精神をもって任務を完遂することを期待する」と激励した。

 これに先立ち、稲田氏は南スーダンのヤウヤウ国防副大臣や国連南スーダン派遣団(UNMISS)のエレン・ロイ事務総長特別代表と会談、治安情勢などについて意見交換した。

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