ラジアル一本のヴァーチカル 

昨夜遅く、寝る前に7メガに出た。北米に開けているようだったが、誰も聞こえない。Steve JS6TMWが呼んでくれた。カリフォルニア出身のハムで、奥様が沖縄の産婦人科医・・・今は行政に進まれたらしい・・・の方である。すでに70歳を超えておられる。

台風シーズンは、アンテナをすべて下していた。HEXビームはくみ上げ途中だそうだ。7メガのこれまでのダイポールを下して、ヴァーチカルを張った由。ラジアルは、一本だけで、北向きに張ってあるという。それでは、ground plane動作をしない、対称に一組以上のラジアルを張らなければだめなのではないか、と尋ねた。それは分かっているが、ラジアル一本のヴァーチカルでラジアル方向にゲインが得られるということを知って、意図的に一本にしているとのことだ。ラジアルは、給電点近くに大きなローディングコイルの入ったものではなく、エレメントの途中にコイルを入れてある由。

でもやっぱり、ground plane動作をさせるために・・・と私も乏しい知識で食い下がったのだが、彼は、ラジアルを南方向にも張ってあり、南北方向のラジアルをリレーで切り替えられる、とのこと。で、実際に切り替えてもらうと、Sで1から2の違いがある。北方向に確かにビームが出ているようだ。南方向のラジアルでも、南に同じだけのゲインがあるのだろうから、この半分が正味のゲインとしても、明らかな違いだ。

このラジアル方向のゲインは、車のホイップを後部バンパーに設置した時に、車の進行方向にゲインが現れることを、経験的に知っていたので、驚くべきことではなかったが、それでも、Steveがリレーでラジアルを切り替えて実験していることに感銘を受けた。あと二方向にラジアルを張り、すべてリレーで切り替えようかとも思ったが、リレーに雨水が入らないようにすることが難しいので、断念した由。ビームパターンは極めてブロードだと思えるので、二本のラジアルでも実用上は問題ないのだろう。関心があるのは、それら二本のラジアルをパラにつないで、ground plane動作にさせた場合、どうなるかだ。ぜひそれもやってみて頂きたいと申し上げた。

その昔、釣り竿にワイアーを添わせ、トップはいい加減にコイル状にしたヴァーチカル一本で無線をやっていたころを思い出した。ラジアルを外ではんだ付けするために、300wの大きなはんだ鏝を手に入れたのだった・・・あの情熱はもうないなぁ。でも、ビームが使えなくなったら、フローティングのground planeをもう一度試してみたいものだ。

交信の最後に、次は2エレのフェーズドアレーですね、というと、彼は喜んでいた。

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