DXとDXぺディションの問題 

先日、Lou VK5EEEから同胞メールがあり、DXCC、DXについてかなり過激な内容が記されていた。

フィジーでは、Conway Reef とかRotumaでの運用許可を得るために、DXぺディショナー達が免許発行当局者に露骨な賄賂・饗応を行っている、というのだ。そうした海外から短期間運用するためにやってくるハムにより、現地のハムが迷惑をこうむっている、という。そして、短期間の運用者達は、バンド中を混乱させる。これだったら、DXCCには現地のハムの運用だけを認めることにすべきではないか、というのがLouの提言だ。

私が、友人たちとXUに出かて無線をした経験、そのご某有名DXぺディショナーがXUを訪れて様々な無理難題を当局に押し付け、その結果XU8DXが閉局に追いやられた経緯からすると、彼の言うことに一理はある。アマチュア無線が国際親善に寄与すべきだという目的からすると、DXぺディションが現地のハムに迷惑になったり、当局に不味い印象を与えて同地のアマチュア無線事情を悪化させることはあってはいけない。

また、それ以前に、DXとは何かという問題もある。本来は自分の通信環境と通信技術を試すためにあった。その建前はすでにほぼ過去のことになってしまっている。現在は、大多数のDXerは、既製品のリグとアンテナでただただ一番乗り、相手を蹴落として交信することだけを目的としている。あのバカでかいアンテナと高価なリグに莫大な投資をして、皆よりも先に応答を得る刹那的な快感だけを求めている。彼らの大多数は60歳かそれ以上の年配者だ。昔、小さな設備で苦労していた記憶を、現在の大きな設備で塗り替えたいと思っているのか。だが、そうした一時的な楽しみは長く続かない。また、若い人は、そうした一時的な快感に共感しない。やがて、年配者のDXerが現役引退すると、DXというカテゴリーが成立しがたくなることだろう。

DX、DXぺディションの現実には大きな問題がある、ということだ。

コメント

久方振りにコメント差し上げます
私が3D2からQRVして早25年になります。
当時も免許取得には苦労しました。
現地局による推薦状が必要と聞き 先に
QRVした九州の局に手紙を出して相談しました。
運良く3D2ERから推薦状を貰えて免許申請しました。
それでも免許が送られて来ないので
フィジー大使館に電話してサポートして貰いました。

常々USAその他の局が3D2からQRVする度に
免許はどうしているのか不思議でした。
ロツマに時々行く3D2AGに連れられ免許発行担当者に
会いに行きましたが個人の権限でどうにでもなる
雰囲気がありました。

Re: タイトルなし

お久しぶりです。

このポストは、Lou VK5EEEの発言を借りて、(特定の)DXpeditionの問題を一般的に述べてみたものです。本文で述べている通り、私自身もXUに行って無線をやりましたし、DXCCに熱中していたころはDXpeditionerの方々に楽しみを分けて頂いたものでした。しかし、やはり先進国から発展途上国にずかずかと出かけて行き、そこで短期間やりたいようにやって現地ハムに迷惑をかけるようなオペレーションをする連中もいるのですね。発展途上国のハムと共存し、さらに彼らを手助けできるようなDXpeditionが望ましいように思います。Louは、特定のDXpeditionerを念頭に置いて語っているようです。Noriさんが太平洋にでかけていらっしゃったころのことも覚えています。こじんまりとお一人で移動なさっていたような・・・。また無線でお目にかかります。

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