緑の党とKey 

今日は、米国では大統領選挙の投票日だ。SNSでは、クリントン・トランプ両陣営の支持者たちのポストで凄まじかった。特に、トランプの支持者は、熱狂的な方が多いようで、一目で捏造と分かる反クリントンのポストをひっきりなしにSNSに上げていた。トランプ自身も、言うことが変わるし、事実と反することを平気で演説する。SNSには、FACT CHECKなるサイトがあって、両候補者が述べたことの真偽をすぐに検証していた。なかなか優れている。クリントンも、中庸を行く経験豊かな政治家だが、ウォール街のグローバル企業や、ネオコンとの関係が噂されている。

トランプの支持者がSNSでは結構元気で、クリントンを揶揄・中傷するポストをこれでもかというほどアップする。労働者中産階級の方が多い印象。頑迷な愛国主義・宗教的原理主義(カソリックが多い印象・・・数は多くないのでたまたまかもしれない)をバックグラウンドに持つ方が多いのも特徴だ。彼が大統領になると、経済・国際関係の面で、孤立主義を取りそうだ。わが国が米国への隷従から逃れる良い機会になるかもしれない。クリントンも、上記の疑いがあり、かつメール問題に関して嘘をついたと攻撃されている。米国の友人のなかでも、選択が難しいという方も結構いる。

そんななか、以前からの知り合いである、Keith(ハンドルKey・・・そうCWの愛好家である) K7MOAが、彼だったらJill Steinに投票するとSNSのコメントで述べていた。彼は、ジョージア大学で政治学の教鞭をとる学者だ。だから、彼の言うことが正しいというわけではないが、ベトナム兵役を経験した彼の言うことはいつも筋が通っている。Steinは、緑の党から出馬した、元医師の候補であること程度しか知らなかった。Wikipediaで調べると、Green New Dealを主張しているらしい。再生可能エネルギーの開発をすすめ、それによって雇用・税収を確保するという政策である。環境と健康の相関関係から政治家を志した候補だけあって、ユニークな視点だ。ただ、金融緩和で政策を実行できるなら、それも選択肢だというようなことを述べているらしい。緑の党は、1980年代位からヨーロッパ、とくにドイツで生まれた環境問題を重視する政党だと理解していた。緑の党が2000年前後、ドイツの政権の一翼を担うようになる上で、環境問題の原理主義的な立場から、現実路線にシフトする政党に変化したことも知られている。Steinは、どのような立場に立っているのか、関心を抱いた。

わが国でも、本来民進党が、リベラル勢力を束ねる存在になるべきなのだが、先の新潟県知事選で見せたように、連合に遠慮しているようでは、なかなかそうは成れそうもない。民主党政権時代の失敗が尾を引いていることも、そうしたリベラル勢力を結集する核になり切れない要因なのかもしれない。これからは、環境、経済格差問題、社会的共通資本、原発問題、安全保障等について、市民レベルから意見を吸い上げる、フレキシブルな政党が必要なのではないだろうか。そうした面で、緑の党の過去、現在は注目に値する。

Keyは、あと数年仕事を続けるつもりだと、一年ほど前に語っていたが、以前から抱えていた多発性骨髄腫が悪化し始めたようで、要職を辞し、もしかすると教授職も辞めることになるのかもしれない。先のSNSでの発言でも、投票日の今日、まずは腫瘍医学専門の主治医にかかり、その結果気分が乗れば投票に行くが・・・と記している。主治医の診察で良い結果が聞けると良いですねと彼にコメントした。

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