地震と原発事故 

今朝、あの福島県沖地震で目が覚めた。揺れにはある程度免疫ができているが、長時間・・・といっても1分程度だったか・・・続くことに何か嫌な予感がした。

福島県、福島第一原発の沖合で、津波が予想されるという。幸運なことに、大きな津波にはならなかったが、津波予報が出された地域の方々にはさぞ心配なことだったろう。

先日は、ニュージーランドでも大地震があったし、世界的に、とくに環太平洋地帯での地震活動が活発化しているようだ。地震活動を示す地図を、見てもらいたい。日本がいかに地震の多い国であるかが分かる。

地震も大きな被害をもたらすが、原発事故は、長い年月人々を苦しめる。

石橋克彦編「原発を終わらせる」によると・・・

日本列島は地球の表面積の0.3%、そこに全地震の約1割が発生する
この地震列島に、商業用原発が17基、54基の発電用原子炉が存在する 米国・フランスについで3番目の原発大国である


そこで、原発を再稼働している。安倍首相は、原子炉規制委員会の厳しい検査を通った原発を再稼働するのだから安全であるといい、原子炉規制委員会は、検査基準に適合するかどうかを判断するだけだ、という。起こりうる深刻事故への責任逃れを、現時点で行っている。

このスキームを作ったのは、政府・行政に大きな責任がある。その最終的な責任者は、安倍首相だ。何度もここで引用しているが、彼は第一次安倍内閣で、以下のような国会答弁を行っている。福島第一原発事故の責任は彼にある。

2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
http://web.archive.org/web/20130208020606/http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm

1-4
Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない

1-6
Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

1-7
Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

2-1
Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない


同じ安倍首相が、原発再稼働を進めている。

地震活動が活発な時期に入っている。国民は、さらなる原発事故のリスクにいつになったら気が付くのだろうか。

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