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ロストロポーヴィッチ 逝く 

どうも28日に、ロストロポヴィッチが亡くなったようだ。昨日、葬儀が行われたことを、ニュースが報じていた。

彼は、高名なチェリストで、晩年は指揮者としても活躍した。ソルジェーニツィン等反体制文化人を、ソビエト体制下で援護したことでも知られている。アゼルバイジャン出身、幼い頃から、音楽的な才能を示したらしい。ピアノも良く弾く方で、ソプラノ歌手の奥様の伴奏もしている。

彼の演奏は、強靭な圧倒する音色、大きなダイナミックを伴う表現力が魅力だった。彼の演奏に初めて接し、印象に残ったのは、オイストラフとの「ブラームスの二重協奏曲」の演奏だった。大学の寮で友人と何度となく聴いた。第一楽章、カデンツァ風のパッセージで二つの楽器が絡み合い、ついにはユニゾンで上り詰めるところなど、艶やかなオイストラフのバイオリンと相俟って、光り輝くような演奏だった。それを聴いては、異様に興奮したことを覚えている。

最近、上京した折、彼の弾くサンサーンスと、ドボルザークの協奏曲のDVDもたまたま手に入れた。演奏家・指揮者としての活動は勿論のこと、熱意を持って後輩を教育し、自由のために活動した彼のことを思い出しながら、そのDVDにもう一度目を通し、耳を傾けることにしよう。

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