巨悪が野放しにされ、容疑者個人がさらし者にされている 

某歌手が覚せい剤所持・使用容疑で逮捕された。尿反応は陽性だという。おそらく、再犯なのだろう。罪を償い、薬物中毒から立ち直ってもらいたい。

だが、逮捕を事前にマスコミに漏洩し、逮捕劇を公開する警察は一体何を考えているのだろうか。それに、「絵になる」映像を求めて滅茶苦茶な取材をするマスコミ。有名人だからさらし者になるべきだ、というのか。これで薬物中毒を防ぐ、減らせると考えているのか。それとも、警察の点数稼ぎか。いずれにせよ、劣悪な人権侵害以外の何物でもない。容疑者、家族の人権が蔑ろにされている。

この歌手が、麻薬に手を染めていたのは、とある企業の接待施設であった。とある企業とは、人材派遣業パソナである。パソナの問題については、以前取り上げた。こちら。竹下平蔵が、会長を務めるこの会社、政財界にこうした接待で食い込んでいる。だが、あの事件後、まったく忘れ去られたかのようだ。

パソナの会社名を、経産省主催の研究会で見かけた。「雇用関係によらない新しい働き方」を研究するするという研究会で、いわゆるフリーターという非正規雇用を奨励することがその趣旨らしい。パソナの子会社が、フリーターと企業とのマッチング、要するに非正規雇用の就職あっせんをしているらしい。その子会社の幹部が、この研究会のメンバーになっている。かって、竹下平蔵も、公的立場を利用して、パソナに莫大な公的資金を還流させた。この研究会参加は、同様に利益相反そのものである。

その歌手が火あぶりにされている一方で、巨悪を働くこうした企業が、何も批判されずに野放しにされている。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/4274-28fc1f90